自分の肌を知る、敏感肌の見分け方(その②)

こんにちは、スキンケアコンサルタント・エデュケーターの井藤知恵です。引き続き、今回も「敏感肌」についてのお話をしたいと思います。

前回、敏感肌は大きく3つに分けることができることをお話しました。

乾燥性敏感肌

生活環境型敏感肌

年齢敏感肌

今回は2つ目の「生活環境型敏感肌」についてです。

生活環境型敏感肌とは、もともとは敏感肌ではなかったのに、生活習慣の変化によって起きてしまうタイプの敏感肌です。

睡眠不足、ストレスや食事など、生活環境の変化に反応して、肌のトラブルが繰り返し起こる敏感肌で、近年増加傾向にあります。

生活環境型敏感肌の原因として、ストレス、生理周期、睡眠不足、体調不調、不規則な食事(偏食、暴食、暴飲など)、便秘などがあり、これらが内分泌系、血液循環、代謝機能などに影響を与えます。その結果、血液で運ばれる栄養素・老廃物が滞り、良い角質(CE※が成熟した角質)を作ったり、維持したりすることができなくなり、結果としてバリア機能が低下して、敏感肌になります。

※CE(コーニファイドエンベロープ)
角質細胞の最外層にある角質細胞の内部を守る膜。角質細胞の内部を守る膜が正常に作られないと、角質細胞内のうるおいが保たれないだけでなく、肌を守るバリア機能が十分に発揮できず、肌荒れが起きます。肌荒れを防ぐには、CEが正常に形成されることが重要といえます。

生活環境の変化が肌に与える例

ストレス

自分の肌を知る、敏感肌の見分け方(その②)

脳で分泌されたストレス物質(情報伝達物質)が神経系、内分泌系、免疫系に影響を与えた結果、水分保持・皮脂分泌に影響して、バリア機能が低下し敏感肌を引き起こします。

生理周期

自分の肌を知る、敏感肌の見分け方(その②)

体内の内分泌系ホルモンの変化は、肌にも影響を及ぼします。特に生理前の週には、バリア機能が低下し、ニキビが出来やすくなり、肌が敏感になります。

環境

自分の肌を知る、敏感肌の見分け方(その②)

角層は、外界環境の影響(気温・湿度の変化)を受けて、バリア機能を低下させ肌を敏感に傾かせます。

ビーグレン製品を使った、おすすめケア

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この記事を書いたライター

年齢を重ねるごとに悩みが変わっていくことを、自身の肌で日々実感しています。スキンケアは、その時の肌状態を把握し、体の内側ケアや生活習慣などを含め、肌を取り巻く環境を整えることが第一歩です。ぜひごいっしょに健やかな肌を目指しましょう。

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