脱・肌悩みシリーズ(10) ニキビ跡 「作らない! 残さない!あきらめないニキビ跡ケア! 」
読者からの質問の手紙

美子がスキンケアスペシャリストのグレン先生とともに、皆様からの肌悩みへのご質問に回答する『脱・肌悩み』。前回の第9回では、大人のニキビと思春期のニキビは出来てしまう仕組みが同じであることをお伝えしました。第10回ではその出来てしまったニキビがニキビ跡(瘢痕)になってしまった場合について、さらにじっくりと学んでいきましょう。

美子

ニキビが炎症しているピーク時は、「とにかく早く消えてほしい」「治ってほしい」と思うばかりで、なかなかその先のことにまで気がまわらないニキビケア。でも、目立ちたがり屋のニキビは多くの場合「ニキビ跡」を残して去っていきます。しかも、ニキビより根気を要するのがニキビ跡のケアなのです。なぜ、ニキビは跡を残して去って行くのでしょうか?まずは、私のノートを披露します。

美子の秘蔵ノート〈ニキビ跡の原因とメカニズム〉

美子の秘蔵ノート〈ニキビ跡の原因とメカニズム〉
美子

このようなプロセスを経てニキビは “ニキビ跡”になってしまうのです。おとなしく治ってくれればいいのですが、炎症が激しかったり同じエリアに慢性的に出来たりすると、ニキビ跡は残りやすくなります。しかもニキビ跡には、赤いのやら茶色いのやら凸凹したのやらあって、メイクのノリにも影響を及ぼしかねません。ニキビと同じように気になりますし、「せっかく治ったのに、もう!!」と叫びたくなりますよね。次に、これらさまざまな形態、バラエティーに富んだニキビ跡について確認してみましょう。

美子の秘蔵ノート〈さまざまなニキビ跡〉

美子の秘蔵ノート〈さまざまなニキビ跡〉
美子

ノートには“ニキビ跡コレクション”などとマークして表にまとめていた美子。もちろん決して集めたくはないコレクションです。グレン先生から「たった一つのニキビがコラーゲンの破壊まで引き起こす」と聞いて愕然としたことを思い出しました。美子は顎に気になるザラつきがあります。思い返せば25歳くらいの時、顎のニキビの慢性化に悩まされたことがありましたっけ。あの時のニキビがこのザラつきとは…。皆様には心当たりありませんか?いよいよ、ニキビ跡のケアについて美子のノートをお見せします。

美子の秘蔵ノート〈ニキビは赤みがあるうちにしっかりケアを〉

美子の秘蔵ノート〈ニキビは赤みがあるうちにしっかりケアを〉
美子

脱・肌悩みシリーズ第9回の「ニキビ」のところで、「ニキビケアは保湿を徹底し、炎症を抑えるためにビタミンCを使ったお手入れを継続的に行うことが大切」というお話をしました。ビタミンCはニキビ跡にも不可欠な成分です。美白作用や肌のターンオーバーを整える働きによって色素沈着の改善が期待できます。炎症を抑える働きもあるので、まだ赤みの残ったニキビ跡(創傷)にも有効。赤いということは、血管を開いて細胞を修復しようと頑張っているということ。まだ肌が美しくなるチャンスが残っているということです!この段階で、きちんとケアをして、コラーゲンを増やしてあげるのがポイント。ビタミンCはコラーゲンの生成にもなくてはならない成分なのです。

最後に、読者の方からのご質問とグレン先生の回答を記した私のノートを披露しましょう。グレン先生曰く「軽いニキビでも80%の方にニキビ跡がある」とのこと!ちょっと落ち着いたからといって油断禁物なのがニキビ。「放置せず、焦らず、根気よく」、ニキビ跡ケアの鉄則をスローガンに毎日のケアを続けていきましょう!

美子の秘蔵ノート <ニキビ跡ケアのQ&A>

美子の秘蔵ノート < ニキビ跡ケアのQ&A>
美子プロフィール
グレン先生プロフィール
次回予告

次回からは、顔の印象を左右する目元の悩みを取り上げます。
「小じわ」「くま」「まぶたのたるみ」3回シリーズでお届けします。
またご一緒に肌悩みに取り組んでいきましょう。

読者からの質問の手紙

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