脱・肌悩みシリーズ(6)たるみ その2「ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴラインはしわではない! 」
読者からの質問の手紙

美子がスキンケアスペシャリストのグレン先生とともに、皆様からの肌悩みへのご質問に回答するシリーズ『脱・肌悩み』。「リンクルケアを頑張っているのに、ほうれい線が改善しないので、どうしたらいい?」と読者の方から質問をいただきました。そこで第6回目では、前回の「たるみ」全般の話に続き、たるみがもたらす3つの老け顔ライン「ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン」に迫ります。

しわのように見えて、しわではない真実

グレン先生

グレン先生 : 本題に入る前に美子さんには、幼稚園の子どもたちが描くお年寄りの顔の話を思い出してほしいのです。パパやママの顔には描かないけれど、おじいちゃん、おばあちゃんの顔には描くものは?

美子

美子 : あっ、額のしわとか、目尻のしわですか? ほうれい線も必ず描きますね。

グレン先生

正解。しわはもちろんですが、マンガやイラストの世界でも老け顔を描く時は、必ず「ほうれい線」を入れますよ。

美子

そういえばシミは描かないですね、子どもたちって!

グレン先生

それくらい「ほうれい線」は存在感があるということ。でもなぜ「ほうれい線」と呼ぶのかわかりますか。「ほうれいじわ」と呼んでもよさそうなものですよね。実は、 厳密にいうと、ほうれい線は単なるしわではないからです。笑いじわの進化版だと思っている人が多いのですが、異なります。

美子

確かに、ほうれい線って笑顔じゃなくて真顔でも怒っていても出ています!単なるしわではないとすると……、それって肌のたるみ……でしょうか?

グレン先生

その通り。ほうれい線の正体は、コラーゲンやエラスチン繊維の量が減って、皮下脂肪も少なくなって、頬が垂れ下がることによってできる“境界線”。弾力が低下して皮膚を支えられなくなった結果、たるみによって生じる皮膚の溝なのです。しかも深く長いほど、印象を実年齢より上に老けさせてしまう厄介な溝です。

マリオネットラインやゴルゴラインもたるみが原因

美子

ほうれい線がたるみということは、「マリオネットライン」や「ゴルゴライン」もたるみということ……ですよね?

グレン先生

飲み込みが早いですね、美子さん。 しわは“ライン”ではなくて“リンクル”ですからね。マリオネットリンクルともゴルゴリンクルとも呼びませんよね。ここで、マリオネットラインとゴルゴラインの位置関係を確認しておきましょう。

ゴルゴライン マリオネットライン ほうれい線

唇の両脇からあごにかけて出現するのがマリオネットライン。ほうれい線に次ぐ老け顔要因の一つです。真皮の衰えによる弾力低下皮下脂肪のボリュームロス表情筋の過緊張などによって現れます。簡単にいうと、口角付近のたるみです。人と話す機会が少ない人、スマホやパソコンを長時間使う人は要注意です。無表情な時間が長くなるので、それだけ表情筋を動かさなくなるからです。

美子

うーん、確かに電車の中でスマホ見ている人の顔は、怖いくらい凝り固まっています。でも、私も人のことは言えない……、夜もベッドに持ち込んでスマホを見ているし。「マリオネット」って可愛らしく聞こえますが、たるみはまったく可愛いくないです!「ゴルゴライン」も漫画『ゴルゴ13』の主人公の顔の線が由来だからでしょうか、男性の顔のラインという印象が強いのですけど。こちらも可愛いくないです。

グレン先生

あらあら。男性特有ということはありませんよ!もう一度上のイラストを見てください。 ゴルゴラインは目の下から頬の中心に向かって斜め45度に走るラインのこと。「ミッドチークライン」という呼び方もあります。女性も40代後半くらいから出始めるエイジングのサインです。疲れると出るという人もいますね。

美子

つまり、ゴルゴラインも原因はマリオネットラインと同じと考えていいのですか?

グレン先生

はい、 ゴルゴラインは主に頬骨のあたりの皮下脂肪のボリュームロスで皮膚が下垂し、くぼみや溝のように浮き出るのが原因といわれています。

ケアのポイントは顔全体のリフトアップと表情筋ほぐし

美子

ほうれい線もマリオネットラインもゴルゴラインも、たるみが原因ということがよく分かりました。これらのラインがあるといくら肌がきれいでも、若々しくは見えませんよね。前回の「エイジングケアは先手必勝」というグレン先生の言葉、心から納得です!

グレン先生

原因がたるみですから、お手入れもリンクルケアではないことは分かりますよね。線の上をなぞって、その部分だけを念入りにケアするのではなく、顔全体のお手入れが必要です。基本となるのは、肌の土台そのものに働きかけるスキンケア。皮下脂肪のたるみを支えて、顔全体にハリをもたらすことです。

美子

……となると、コラーゲンやエラスチン繊維、ヒアルロン酸などを生み出す線維芽細胞を活性化する「レチノール」!ここでも、また有効な成分なのですね。さすがレチノール!

グレン先生

えぇ、そして、たるみは老化、老化は酸化ですから「ビタミンC」もマスト成分といっても過言ではないでしょう。たるみに至るプロセスやケアについての詳しい情報は前回に戻っておさらいしてくださいね。一日の終わりにはマッサージでコリをほぐして、リンパや血液の流れをスムーズにして、肌に酸素を十分に行き渡らせるようにしましょう。この時にスマホを凝視していたら、いくらスキンケアをがんばっても本末転倒になってしまいますからね、美子さん。

美子

本当にその通りですね。今夜からスマホは寝室への入室禁止にします! 電車の中でも、できるだけ見ないようにしなくっちゃ!

美子プロフィール
グレン先生プロフィール
次回予告

今回は“表情筋”の過緊張について触れましたが、
次回は“表情癖”がもたらす「眉間のしわ」についてです!
またご一緒に肌悩みに取り組んでいきましょう

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