4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

しっかりケアしているのに、なぜか繰り返し出来てしまう鼻ニキビ。痛いだけでも辛いのに、鼻の頭に出来たニキビを鏡で見て「治らない……」とため息モードになっていませんか?そんな気分になる前に、鼻ニキビが出来ないようにケアすることが最善策です。まずは、鼻ニキビが出来る原因と毎日のセルフケア方法を知っておきましょう。

痛い鼻ニキビ、どうしてできるの?

肌の乾燥や不規則な生活習慣、ストレスなどが理由で肌に起こるターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌。余分に分泌された皮脂と古くなった角質が外に排出されず、毛穴を詰まらせます。その結果、アクネ菌が繁殖し炎症を起こすことが、ニキビ発症の原因となります。

本来アクネ菌は、私たちの肌に存在している常在菌です。異常な増殖をしなければ問題のない善玉菌でもありますが、アクネ菌は皮脂が大好物。毛穴内部に皮脂、汚れ、古くなった角質が混じり合った角栓と呼ばれるものがたっぷり詰まってしまうと、アクネ菌には格好の栄養源となり、繁殖する環境が整ってしまうというわけです。

とりわけ顔の中でも鼻は毛穴が多く、皮脂の分泌が盛んな場所。しかも厄介なことに鼻の毛穴は深く、正しいケアをしてあげないと皮脂が詰まりやすい構造です。さらに、鼻をかんだり、マスクでこすったり、日常的に触れる回数も多い箇所でもあります。無意識の接触が刺激となり、肌のバリア機能を傷つけることも、鼻ニキビが出来やすく治りにくい要因になっています。また、鼻ニキビが出来る理由には、間違ったスキンケアや生活環境、体内環境の乱れも大きく影響しています。

色で分かる鼻ニキビ4つの進行段階

一括りに鼻ニキビといっても、進行段階によって4つの種類に分けられます。

1.白ニキビ

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法 生まれたての赤ちゃんニキビ。細かくプツプツしたものがいくつも出てくる初期段階で、まだ炎症を起こしていないため痛みもありません。毛穴に汚れが詰まっているだけの状態なので、この段階なら正しいスキンケアで対処できます。

2.黒ニキビ

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法白ニキビが皮膚から顔を出し、皮脂が空気に触れることで酸化し黒くなった状態です。黒ニキビもまだ炎症を起こす前の段階なので、ここで何とか進行を踏みとどめたいところ。肌に負担をかけない洗顔と、丁寧なスキンケアでニキビの進行に「待った!」をかけましょう。

3.赤ニキビ

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法黒ニキビが進化し、アクネ菌の増殖でとうとう炎症を起こしてしまった状態です。赤くプクッと腫れて見た目にもはっきり分かるように。痛みやかゆみを伴うことが多いです。炎症が長引いてしまう前に、できるだけ早く炎症を抑えることが大切。自己判断でケアするだけでなく、炎症がひどい場合は皮膚科に相談することをおすすめします。

4.黄ニキビ

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法赤ニキビが進行し、黄色い膿が溜まってしまった重症度の高いニキビです。膿を出してしまえばキレイになるからと、潰してしまう人もいますが、それは絶対にNG!潰すと色素沈着や凸凹、クレーターといったニキビ跡が残りやすくなります。キレイに治すためにも自分で「触らない!潰さない!」が鉄則。できるだけ早く皮膚科で適切な処置をしてもらうことをおすすめします。黄ニキビは少しの接触で破裂してしまうほど敏感なので、洗顔の際は他のニキビよりもさらに優しく肌に負担をかけないよう心がけましょう。

鼻ニキビケアは洗顔と保湿の組み合わせで改善!

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

鼻ニキビのケアは、皮脂で毛穴を詰まらせないことが基本。そこで重要なのが毎日の洗顔と保湿です。正しい洗顔を継続していくことで、悩み知らずのすこやかな肌を目指しましょう。

洗顔

ニキビ肌には、余分な皮脂や汚れを洗い流し、清潔な状態を保つことが必要です。肌やニキビの炎症を刺激しないよう、こすらず優しく丁寧に洗ってあげましょう。また、洗顔の温度も気をつけたいポイント。温度の高い湯だと皮脂が必要以上に落ちてしまい、乾燥を促進してしまうので、熱いと感じないぬるま湯がベスト。肌を乾燥から守るために、必要な皮脂まで洗い過ぎないように注意しましょう。

<洗顔料の選び方>
毛穴に詰まった皮脂を取り除きたいと洗浄力が高い洗顔料を選びがち。しかし、洗浄力が高い洗顔料は、皮脂を必要以上に洗い落としてしまうだけでなく、肌に必要なうるおいも一緒に洗い流してしまいます。その結果、肌が乾燥することで肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が外に排出されずに、毛穴に蓄積されてしまう「角化不全」と呼ばれる状態を招きます。それにより毛穴がふさがることで、菌が繁殖。つまり、洗顔をする度に、かえってニキビが出来やすくなる土壌を作ってしまうのです。このような負のサイクルに陥らないように、洗顔料選びにも注意が必要です。

具体的には、肌を刺激しやすいスクラブや、洗浄力の強過ぎる合成界面活性剤の入った洗顔料はなるべく避け、肌に優しい洗顔料を選びましょう。また、クレイ(泥)洗顔料もニキビ肌の洗顔に効果的です。泡立ちがないため、「肌を擦ってしまうのでは?」と思われがちですが、クレイ洗顔の泥成分は毛穴の奥にまで入り込むナノサイズの超微粒子。吸着力に優れているため、肌を撫でるように馴染ませるだけで汚れや老廃物をくっつけて取るという特徴があります。汚れや余分な皮脂、老廃物だけを吸着し、必要な油分とうるおいはしっかり残して洗い上げるクレイ洗顔料は、ニキビ肌のケアに特におすすめです。

洗顔は擦らずに優しくが鉄則。そして洗顔料が残らないように洗い流すこと!すすぎをさっと済ませるだけでは、毛穴の中にまだ洗い残しがあるかもしれません。肌を清潔に保つことがツルツル肌への一歩です。最後に、清潔なタオルを肌に軽くポンポンと押し当てるように、水分を拭き取りましょう。

保湿

ニキビがあると肌に油分が多いと思い、クリーム系の製品の使用を控えてしまいがち。実はそのことが、肌の乾燥を進めて、ニキビを発生させる原因となっている可能性があります。乾燥はニキビの大敵です。肌が乾燥してくるとバリア機能が低下します。さらにうるおいを保とうと肌が皮脂を過剰に分泌し、その皮脂が毛穴に詰まりニキビの原因となってしまうのです。洗顔の後は、しっかりと水分を補うことが大切なプロセス。化粧水やクリームでしっかり保湿ケアをしてあげましょう。

<化粧水の選び方>
しっかりと保湿するために高保湿・高浸透の化粧水を使いましょう。保湿力の高いコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分の入った化粧水がおすすめです。各成分の機能としては、下記のとおりです。

<保湿力の高い成分の機能>
◯コラーゲン………水分を捉えたら逃さず、肌のうるおいを保つ
◯ヒアルロン酸……1gで6,000mlの水分を保水できる

 

鼻ニキビには、炎症を抑える抗炎症成分が入った化粧水でしっかり保湿し、ニキビ跡にはビタミンC美容液も有効です。

<クリームの選び方>
保湿クリームには、油分が多く含まれているものも多く、ニキビ肌にはテカりやベタつきが気になるため敬遠されがち。しかし、化粧水や美容液の後、せっかく与えたうるおいを逃がさないためにも、クリームで蓋をして閉じ込めてあげることはとても重要です。クリームを塗らずにスキンケアを終わらせたりせず、油分が少なめの製品を選ぶことをおすすめします。

鼻ニキビの予防は、体の内側からのケアを忘れずに

鼻ニキビを含む大人ニキビの原因である皮脂の過剰分泌の背景には、ホルモンバランスや生活習慣の乱れも大きく影響しています。正しいスキンケアを続けていても、なかなか治りにくく、しつこく繰り返すような場合は、体や心の不調からホルモンバランスが崩れている可能性も大!このような場合は、外側からのアプローチに加え、内面からのアプローチも必須です。体内環境や生活習慣の改善は短期間では難しいところもありますが、改善することでニキビ予防に大きな効果が期待できます。内側からのケアは、「ストレス・睡眠・食生活・運動」この4つにフォーカスし、ニキビになりにくい肌を目指しましょう。

ストレス

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

ホルモンバランスの乱れは、男性ホルモンの分泌過剰に原因があります。ストレスが溜まり自律神経が乱れると、女性の体内で男性ホルモンが増加を始めます。男性ホルモンが体内に増え過ぎると、皮脂の分泌を促進し角質を厚くする性質があります。さらに、ストレスから肌のバリア機能が低下し、ターンオーバーのサイクルが乱れ、角栓を詰まらせることがニキビをつくる原因になります。

ストレスをゼロにすることは容易なことではありませんが、小さなことで発散させることはできます。笑ったり、太陽を浴びてみたり、好物を食べてみたり、映画で泣いてみたり、居眠りしてみたり……と、自分なりのストレス解消法を見つけ、無理せず”小出しに発散”をすることもおすすめです。

睡眠

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

寝ている時に成長ホルモンが分泌されますが、これがターンオーバーを促し、肌を健康的に導きます。だからこそ睡眠時間はしっかり確保したいところ。また、十分な睡眠が取れていないことはストレスにもなり、ホルモンバランスが崩れ、ニキビが出来やすい肌環境になってしまいます。できれば最低でも一日6時間以上の睡眠を確保することが健康な肌づくりには理想的です。

長い睡眠が取れなくても、眠り始めの3時間内に質の良い睡眠(ゴールデンタイム)を取れていれば、成長ホルモンが分泌されて、理想的なターンオーバーが促進されます。すこやかな肌を手に入れるためにも、入眠からの3時間を上質な睡眠にしていきましょう。

<睡眠の質を高めるために、就寝前に実践したいこと>
◯食事や飲酒は、就寝3時間前までに済ませる
◯喫煙、カフェインの摂取を避ける
◯入浴は、就寝1時間前までに済ませる
◯就寝したら、スマホやパソコンは見ない
◯ストレッチや複式呼吸などを取り入れ体をリラックスさせる

 

食生活

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

肌にトラブルが続くようなら、食生活の見直しも必須課題。「糖質」と「脂質」の摂り過ぎは、皮脂の量が増え、ニキビが出来やすい体質に繋がります。

<ニキビが出来やすい体質に繋がる糖質と脂質の過剰摂取>
◯糖質・・・分解のためビタミンやミネラルを消費し、皮脂の調整や肌の再生を妨げる
◯脂質・・・血液中の油分が増加して皮脂の過剰分泌を起こす

 

脂質の多いものを食すると、胃腸を壊しやすくなります。胃腸は皮膚とも繋がっています。例えば、口内炎や胃炎を起こしているときは、肌のターンオーバーも乱れているといわれています。暴飲暴食は肌にも影響があるので注意が必要です。

糖質と脂質を多く含む代表的な食べ物は、ジャンクフード、コンビニ弁当、チョコレート、ケーキなど。外食は糖質と脂質を多く摂取してしまいがちなので、頻度を抑えるようにしたいものです。

ニキビ予防には、野菜中心の食生活でバランスよく栄養をとることが大切です。糖質・脂質は控えめにし、「ビタミン・ミネラル・食物繊維」の3つの栄養素を積極的に摂取していくことで食生活の改善を目指しましょう。

<3つの栄養素とその役割>
◯ビタミン・・・ターンオーバー促進、皮脂の過剰分泌抑制、コラーゲン生成を助ける。
◯ミネラル・・・ホルモンバランスの調整、抗酸化作用、代謝サポート。
◯食物繊維・・・便秘解消。

 

積極的に摂りたい栄養素、また、それらを多く含む食材はこちら。

<積極的に摂りたい栄養素と食材>

栄養素 含まれている食材
ビタミンB群 豚肉・大豆製品・卵・乳製品など
ビタミンC レモン・イチゴ・キウイ・ピーマン・さつまいもなど
ミネラル 魚介類・豆類・チーズ・卵・レバーなど
食物繊維 さつまいも・納豆・オクラ・山芋など

 

摂り過ぎには気をつけたい外食やコンビニ弁当でも、上記の栄養素を含む食材が入っているものを選ぶだけで改善につながっていきます。お惣菜やデザートを選ぶ際には、普段から少しだけ意識してみるように心がけていきましょう。

ただし、食べたい物を食べずにストレスを溜めてしまっては本末転倒です。ストレス発散と割り切って、たまには自分を甘やかしてあげるくらいの気持ちを忘れずに。

運動

適度な運動による効果は、次の通りニキビ予防にはいいことずくめ。肌の活性化のためにも定期的な運動は積極的に取り入れたいですね。

<適度な運動による効果>
◯ストレス解消
◯代謝をアップ
◯便秘解消
◯デトックス(汗で毛穴の汚れ、毒素を排出)

 

ウォーキング、ランニング、サイクリング、水泳などの有酸素運動がニキビ予防には効果的。ただし、運動を継続するには意思と努力と頑張り、そして時間が必要です。「毎日続ける時間がない」「運動は苦手」と二の足を踏んでしまう人も多いはず。時間がない方、運動が苦手な方には、次のような軽い運動をを取り入れてみましょう。

<おすすめの軽い運動>
◯半身浴で汗を流す
◯入浴後に軽くストレッチをする
◯ペットの散歩
◯エレベーターではなく階段を使う
◯椅子に座ったままで足を上げたり、下げたり
◯キッチンで洗い物しながら爪先立ち

 

運動と構えず、「少し多めに歩いてみる」「汗をかいてみようか」くらいの気持ちで、まずはいつもより少し体を動かすことを意識していきましょう。

根気よく正しいお手入れを継続し、鼻ニキビが出来ない肌を目指す

4段階で悪化する鼻ニキビの効果的な対処&予防法

顔の中でも鼻周辺は皮脂量も多い上に、毛穴は深く、油断するとニキビが出来やすく、悪化しやすい部位です。ニキビの原因となるアクネ菌を繁殖させないためにも、余分な皮脂や老廃物で鼻の毛穴を詰まらせないようにすることが、痛い鼻ニキビを出来ないようにする最善策です。

初期段階の鼻ニキビなら正しいスキンケアで対処が可能です。この段階から、ニキビケアに特化した製品で正しいスキンケアを行えば、より大きな効果も期待できるでしょう。毎日の習慣がそのままニキビケアになるのですから、スキンケア製品に迷っている人は、ニキビケアのトライアルセットからを試してみるのも一考です。また、きちんと毎日ケアしているのに炎症を起こして悪化する、治ったと思ってもまた繰り返してしまう。大人ニキビのしつこさに悩まされている方は、悪化してしまう前に、皮膚科医など肌の専門家に相談をしてみるのも一つの手でしょう。

外側と内側からのダブルケアで、肌は確実に応えてくれます。実感できるまで時間がかかるかもしれませんが、焦らず正しいケアを継続していくことで、ニキビに悩まされない肌を手に入れましょう。

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