「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

近頃、顔や体が重く、顔が丸くなった、太ったかな……などと感じたことはありませんか?それは、「むくみ」と深く関係しています。梅雨の時期になると、気圧の変動と湿度により汗をかきづらくなるため、血液やリンパの巡りが滞りやすく、余分な水分を体のあちこちに溜めこみやすくなります。むくみを放っておくと、セルライトや血行不良などの健康被害だけではなく、二重あごやほうれい線などの疲れ顔・老け顔の印象を招くことも……。これは侮れません。

サロンでは、トリートメント後に「顔が小さくなった!最近太ったと思っていたけど、むくんでいただけだったのですね」「頬の位置が上がった!」「目が大きくなった!」と喜ばれる方が多いのですよ。実はリンパの流れがスムーズになると、むくみが解消されるので、顔がスッキリ引き締まります。すると、目や鼻などの各パーツが、本来あるべき位置に戻り、自ずと若々しい顔の印象になるのです。手軽にできる「むくみ取り」でエイジングケアを始めてみませんか?

毎日の習慣で体の中からスッキリ

むくみとは、不要になった老廃物(毒素)が外に排出されずに、体の中を巡ることで起きます。これでは、だるく感じるようになるのも当然ですね。顔のケアだけでなく「全身の巡りを良くする」「たっぷり汗をかいて毒素を排出する」「利尿作用を高めて毒素を排出する」を意識して、体の中からキレイにしていきましょう。

1 全身の巡りを良くする

特に、デスクワークや立ち仕事、運動不足の方は、積極的に体を動かしましょう。手軽な方法として「ウォーキング」や、ゆっくり負荷をかけながら行う「スクワット」を取り入れてみてはいかがでしょうか。第二の心臓と言われる下半身の筋力アップで、効率よく全身の巡りが良くなるように促せます。また、肩や首にこりがある方は、肩首回しなどのストレッチをこまめに行うと顔のむくみやくすみに効果的です。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

2 たっぷり汗をかいて毒素を排出する

いつもシャワーで済ませている方は、今日から湯船に浸かる習慣を身につけましょう。慢性化したむくみに別れを告げるためには、“その日の疲れはその日のうちに解消する”ことが重要です。たっぷり汗をかきたい私は「酵素風呂」や「岩盤浴」「天然温泉」「よもぎ蒸し」の力を活用しています。特に酵素風呂は、2時間のマラソンをするときと同じ量の汗をかくそうで、毛穴がスッキリ、肌がしっとりツルツルになるだけでなく、体の不調を改善すると注目されています。梅雨の時期や、なかなか汗をかきづらい方にもおすすめです。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

3 利尿作用を高めて毒素を排出する

カリウムが豊富な食材(バナナやアボカドなど)は、利尿作用を高めるのに役立ちます。また、毎日1リットル(健康な方の目安)の白湯を飲む習慣も、むくみ解消に効果的です。白湯の作り方は、一度沸騰させたミネラルウォーターを50℃くらいに冷まします。意外と多い「むくむから水分を摂らない」「喉が渇かないから飲むのを忘れる」という方は、毒素を溜めこむ一方なので要注意。また1リットル以上摂っている方は、排出に時間がかかり、むくみや冷えを招くこともあるため、口に含んで白湯を噛むように、ゆっくり飲むと渇きが癒され、飲み過ぎを防ぐことができます。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

マッサージのひと手間を取り入れましょう

心臓のポンプ運動により流れをサポートされている血液と違い、リンパは全身を半日~1日かけてゆっくり流れているため滞りやすく、マッサージのひと手間をかけることが大切です。リンパの流れが良くなると、顔の重みがスッキリし、たるみや毛穴、ほうれい線、二重あごの解消に役立ちます。ビーグレンでは、デトックスタイムと言われている朝にマッサージを毎日行うことをおすすめしています。

QuSomeリフトを使ったマッサージ法

残念ながら「朝は時間がない」「毎日は続けられない」という方は、以下の2つのポイントを押さえてみてください。

ポイント1

「あご先」から「耳の下」へ、そして「鎖骨」に流しこむこと。耳の下や鎖骨は、いわば顔の老廃物をろ過するところです。ここが詰まっている方が多く、必ず毎日流すことをおすすめします。QuSomeリフトを使う時はもちろんのこと、化粧水やクリームをつける際にも流す習慣を身につけましょう。

あご先に指先を添えます。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

骨の下に沿って、耳の下まで流します。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

首を包むように鎖骨へ流し込みます。

「疲れ顔・老け顔を食い止めるコツ - むくみ取り習慣」

ポイント2

手のひらや指の腹で優しく行うこと。リンパは比較的皮膚の表面にあるため、ギュウギュウ強く押し流すのではなく、手のひらで撫でるようにして流していきましょう。強いと効果があるように思いがちですが、肌を傷つけてしまうこともあるので、あくまでも優しくマッサージしてください。

やはり大切なのは日々の積み重ねです。むくみ予防とマッサージの習慣で、ジメジメする梅雨の時期も元気よく、心も肌も上向きに乗り切りましょう。

the Salon by b.glenではNプラン(Balance of Beauty Plan)がおすすめ

ハーブティーで利尿作用を高めたら、スチームサウナでたっぷり汗をかきます。
脚または背中を丁寧にほぐし、フェイシャルトリートメントを……。
うるおいに満ちた、いきいきとした肌に導きます。

The Salon by b.glenでは他にもさまざまなプランをご用意しています。
ぜひお問い合わせください。

詳しくこちら

この記事を書いたライター

「the Salon by b.glen」Dermatherapist

ビーグレンのお客様専用サロン「the Salon by b.glen(https://www.bglensalon.com)」で、ダーマセラピストとしてフェイシャルをメインに、ボディやヘッドケアなどを行い、年齢を問わず輝き続ける女性の、美しさを引き出すお手伝いをしています。これまでの経験を生かし美容講習会「b.Jin(美人)塾」の講師としても活動中。

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