シャンプーは液体から固形へ!?トレンドはシャンプーバー

マイクロプラスチックなどプラスチック製品による海への環境汚染問題がクローズアップされ、プラスチック排除運動は今や世界的なムーブメントになっています。フィットネス熱の高いアメリカでは使い捨てのペットボトルをやめて、エコなマイボトルを活用する人も増え、マクドナルドやスターバックスなど大手チェーンがプラ製ストローの使用廃止を宣言するなど、脱プラスチックの声が高まりを見せる中、ヘアケア界ではプラスチックボトルの要らない固形タイプのシャンプーバーが時流に乗って注目を集めています。ヘアケア界の新トレンド、シャンプーバーの魅力をご紹介します。

シャンプーバー、5つのベネフィット

シャンプーバーが脚光を浴び始めたきっかけの一つに、プラスチックによる海洋汚染問題は外せませんが、シャンプーバーは自然環境に優しいだけではなく、使ってみると分かる「毎日の暮らしやカラダに優しい」生活日用品であるということ。エコなライフスタイルの実践とともにその実用的な使い勝手の良さが、年齢を問わず多くの女性の支持を受けています。

1 シャンプーバーで海のプラスチック汚染を減らす!

シャンプーは液体から固形へ!?トレンドはシャンプーバー

ポイ捨てされるペットボトルなどゴミとなったプラスチックが海に流失し、海の生物や環境が汚染されていく海洋プラスチック問題。このまま世界中でプラスチックがゴミとして捨てられ続けていくと、2050年までには海の中のプラスチックゴミは魚の数を超えてしまうといわれています。日常生活でリサイクルや脱プラスチックを意識し行動することは、地球の環境を守ることに繋がっていきます。

2 シャンプーバーなら浴室スッキリ!

シャンプーやコンディショナーのボトルは、狭い浴室やシャワールームで意外と場所を取ってはいませんか? ボトルの要らないシャンプーバーは、無駄なモノを省くミニマリズムなライフスタイルに好都合なのです。

3 シャンプバーは経済的!

シャンプーバー1個で約80回のシャンプーが可能です。これはボトルシャンプーの2~3本分に相当するそうで、コスパの良さも魅力ポイント。また、液体シャンプーに比べると固形タイプはうっかり出し過ぎて余分に使ってしまう心配もなく、小さな積み重ねも長い目で見るとお財布にしっかり貢献してくれます。

4 シャンプーバーなら持ち運びに便利!

旅行や出張、ジム&フィットネスクラブなど外出先にマイシャンプーを持参したい人には、固形でコンパクト、液漏れの心配もないシャンプーバーは大変便利です。アメリカでは、各空港での米国運輸保安局(TSA)による手荷物チェックで機内持ち込みの液体の量は厳しく制限されていますが、シャンプーバーならノープロブレム!小さなボトルに詰め替える煩わしさもなく、キャリーバッグにポンと入れて出発できます。

5 天然素材で髪にも肌にもやさしい

化学系薬品を使わず、オーガニックや植物由来の天然素材で作られているものが一般的で、低刺激のものが多いのも魅力。普段から肌に負担のかからない洗顔方法を心がけていても、洗浄力の強過ぎるシャンプーを使用することで、十分なすすぎがなされないと、シャンプーの成分が残り肌トラブルを引き起こすこともあります。そのため、おだやかな洗浄力のシャンプーバーなら、肌にも安心というわけです。

美しく健康的な髪はオイルで導く!

シャンプーバーの主な原材料である天然オイルや精油には優れた効能が豊富に含まれ、使い続けることで、髪や頭皮の健康、髪質の改善を促す効果が期待できます。自分の髪質や髪の健康状態に合うオイルを知り、目指したい美髪に導いていきましょう。この項目では、シャンプーバーに多く使われている植物性オイルの代表的なものをご紹介します。

オリーブオイル

毛髪を根本から毛先までしっかりコーティングして髪の主成分であるタンパク質のケラチンを保護。傷んだ髪を補修してキューティクルを整え、頭皮や髪の潤いやツヤを取り戻す効果が期待できます。またレモン果汁を組み合わせると、クエン酸効果で頭皮の古い角質や余分な皮脂を除去し、フケ対策にも有効。保護力と保湿力に富むオリーブオイルは使い続けることで、指通りの良い滑らかな髪を実感できるコンディショナー効果をもたらします。

【こんな髪の悩みのある方におすすめ】
●乾燥で髪がパサパサする
●ドライヤーやヘアアイロン、陽射しなど熱によるダメージ
●うねりや縮みでまとまりづらい
●髪につやがない
●フケ症

 

ココナッツオイル

髪の健康に欠かせないタンパク質、ミネラル、ビタミンを豊富に含んでいます。また、ココナッツオイルに多く含まれる中鎖脂肪酸は粒子が細かく、髪や頭皮にしっかりと栄養とうるおいが浸透し、すこやかな頭皮とツヤのある輝いた髪へと導いてくれます。全ての髪質に対応しますが、保湿力にとても優れているため、特に乾燥、傷みの目立つ髪、まとまりづらい髪に特におすすめです。

【こんな髪の悩みのある方におすすめ】
●乾燥で髪がパサパサする
●ドライヤーやヘアアイロン、陽射しなど熱によるダメージ
●うねりや縮みでまとまりづらい
●髪につやがない
●枝毛、切れ毛
●抜け毛
●髪の毛の伸びが遅い

 

アルガンオイル

モロッコに自生するアルガンツリーの実から抽出されるオイルは、ビタミンE、皮脂の成分に似たオレイン酸などが多く含まれ、保湿力、抗酸化作用、抗炎症作用など優れた美容成分は髪にも肌にも大きな効果をもたらしてくれます。紫外線や熱によるダメージから髪を守り、うるおいを与え、柔らかく扱いやすい髪質に整え、つややかな光沢のある髪に仕上げていきます。保湿成分が多くドライヘアにとても定評のあるオイルですが、皮脂分泌を抑えてくれる効果も高くオイリーなタイプにもおすすめです。

【こんな髪の悩みのある方におすすめ】
●乾燥で髪がパサパサする
●ドライヤーやヘアアイロン、陽射しなど熱によるダメージ
●うねりや縮みでまとまりづらい
●髪につやがない
●オイリーヘア

 

ホホバオイル

自然界の中で人間の皮脂ととても近い成分を持つといわれるホホバオイルは、肌への浸透性が高く、皮脂のバランスを調整し抗炎症作用、殺菌効果で特に頭皮ケアに力を発揮してくれます。頭皮から髪全体にうるおいを与える保湿効果に優れたオイルなので、特に頭皮の乾燥に悩まされている方は、頭皮から輝きのある髪をつくるの手助けをするホホバオイルが最適です。

【こんな髪の悩みのある方におすすめ】
●乾燥で髪がパサパサする
●ドライヤーやヘアアイロン、陽射しなど熱によるダメージ
●うねりや縮みでまとまりづらい
●フケ症
●頭皮の乾燥

 

私もシャンプーバーを試してみました!

晴天が多く陽射しがきつい南カリフォルニアなので、紫外線によるダメージと頭皮の乾燥が気になっていたこともあり、シャンプーバーの先駆的ショップである「ラッシュ(LUSH)」のアルガンオイル配合のシャンプーバーを試してみることにしました。世界各国に店舗を持つラッシュは、もちろん日本にも数多くあり、手軽にシャンプーバーを入手することが可能です。

泡立ちと泡切れ

予想外だったのは、その泡立ちの良さ。濡らした髪に少し擦るだけできめ細かな泡が立ち、指通りも良いため、力を入れなくても頭皮や髪を気持ちよく洗い上げることができます。泡切れもとても良く、すっきりと洗い流せます。

シャンプー後の髪の感触

洗い流してみると、やはり液体シャンプーとは違い、キシキシした感じは気になります。しかし、ボディー用固形石鹸で洗髪した時のキシキシ感よりは弱め。シャンプーバーと普通の石鹸では製造工程は同じですが、原材料の配合の仕方に違いがあり、それが髪の手触りに表れるようですね。ブローに少し時間がかかりましたが、ブロー後のまとまりには問題がありませんでした。

「キシキシ感が気になるようなら、コンディショナーを使ってもいいですよ!」とお店の方にアドバイスされました。ただし、シャンプーバーを使い続けるうちに、皮脂バランスが改善するのか、天然オイル効果で本来の健康的な髪に戻っていき、キシキシ感が軽減されるというので、このままシャンプーバーのみで試してみたいと思っています。

継続することで楽しく、美しく!

シャンプーは液体から固形へ!?トレンドはシャンプーバー

今回はラッシュのシャンプーバーを使用しましたが、シャンプーバーはインターネット通販でも多種多様なものが簡単に入手できます。より好みのオイルにこだわって、手作りのシャンプーバーに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

「体にいい!」とされる野菜やフルーツ、スーパーフードなども日頃から続けて摂取することで効果・効能が期待できるわけで、それは天然素材のシャンプーバーも同じこと。一朝一夕で誰をも振り向かせるような、しなやかで艶やかな髪が手に入るなんて、そんな甘いものではありませんよね。継続して使っているうちに、ふと気が付いたら髪の毛がキレイになっていたという自然な流れを目指してみようと思います。そして長く使っていくことで、地球環境の改善に微力ながらも貢献できたら嬉しいことですよね。

参照:

https://www.wellandgood.com/good-looks/best-shampoo-bars/
https://www.mindbodygreen.com/articles/best-shampoo-bars-2019
https://mindbodymastered.com/blog/shampoo-bar
https://latourangelle.com/general/8-best-oils-for-hair-health/

この記事を書いたライター

Beauty Lifestyle Writer

サンディエゴの日系出版社にて勤務後、東海岸への引っ越しを機にフリーランスライターに。再び南カリフォルニアに居を移し、窓から見える青い空とパームツリー、窓際で昼寝をしている愛犬を眺めているのが目下最大の癒しです。

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