スマホで老ける?!ブルーライトカットでちりめんじわ予防【対策編】

携帯電話やPCの液晶画面が発する「ブルーライト」は健康だけではなく、美容にとっても大敵であることが判明しました。最近の研究では、肌老化やダイエットにまで影響すると報告されています。そこで、「ブルーライトって何?」「体や肌にどんな影響があるの?」など、ブルーライトに関する疑問に答えながら、ブルーライトの弊害を考察する【理論編】とその【対策編】を前・後編でご紹介しながら、ヘルシーなデジタルライフを提案していきます!前編に引き続き、ブルーライトとどのように付き合っていくべきか【対策編】をお届けします。

日常的に出来るブルーライト6大対策

理論編】にてご紹介したブルーライトの体や肌に与える悪影響(下記のまとめもご参照ください)に対して、厚生労働省は1時間デジタル機器を使用したら、15分の休憩を取ることを推奨しています。

【ブルーライトの体に与える悪影響】
①体内時計を狂わす
②眼精疲労
③頭痛、吐き気、肩コリ
【ブルーライトの美肌とダイエットに与える悪影響】
①シミ、しわ、くすみなど肌老化を促進
②目元のちりめんじわの悪化
③食欲増進
④顔・体のたるみ

 

しかしながら、実際に仕事でPCやラップトップを使う場合は、1時間ごとに15分の休憩を挟むことは、なかなか難しいのも事実です。以下では、日常的に実践可能なブルーライト対策をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!

対策その1:毎日UVケア

スマホで老ける?!ブルーライトカットでちりめんじわ予防【対策編】

紫外線と似た性質を持つブルーライトも、UVケア商品によって肌を守ることができます。そう考えるだけでも、夜寝る前のスマホがいかに健康と肌にとってマイナスであるか分かります。何の防御もなく、顔の近くでブルーライトを浴びることになるわけですから、そのダメージは測り知れません。外出しない休日はお化粧なしで過ごす方も多いかもしれませんが、「テレビやラップトップで撮りだめしたドラマやテレビ番組を観る!」という日も、SPF入りの化粧下地だけでも使用するのがおすすめです。最近は、つけた心地がしないほど軽く、薄付きの製品も増えています。加えて、紫外線UVA波は窓ガラスも透過するため、室内に籠る日でもUV対策は念入りに行いましょう。

対策その2:適度な明るさ環境を意識する

目を酷使するブルーライトを発する携帯電話は、使用する環境も考慮に入れる必要があります。サンサンと太陽光が降り注ぐ屋外や真っ暗な室内は、明るさ調整のために目の運動がいつも以上に活発になります。さらに明る過ぎたり、暗過ぎる環境では、その見えづらさから目を細めたり、目を凝らしたりといった目元の筋肉の活動も倍増します。結果的に目元の小じわを増やすことになってしまいます。スマホやPCは適切な明るさのある環境で使用したいものです。

対策その3:携帯ならハンズフリーモードを

特に携帯電話の場合は、顔のすぐ近くで使用することも多いでしょう。もちろんディバイスとの距離が近ければ近いほど、浴びるブルーライトの量は増加します。携帯電話の液晶画面から発せられるブルーライトを可能な限り肌に直接当てないために、電話をする際はハンズフリーモードを使用するなどして、携帯に搭載された機能を最大限に活用しましょう。

対策その4:昼夜で光の種類を変える

携帯電話の機能でもう一つ使えるものが、液晶のナイトモードです。青色以外の赤や黄色といった波長の長い光は、メラトニンの分泌を抑制しないことが判明しています。日中からナイトモードにできればべストですが、かえって見えづらくなることもありますので、少なくとも日没以降はナイトモードを利用することで、ブルーライトを制限することもいい工夫です。光の種類を利用した対策は、携帯電話だけではなく家の照明にも応用できます。夜は暖色系のダウンライトのみを使用するなど、メラトニンの分泌を促進するリラクゼーション効果の高い照明も役に立ちそうです。

対策その5:ブルーライトカットグッズを使用する

さらに携帯電話やPCから発せられるブルーライト量を、目に届く前にカットする方法もあります。私たちが付けるブルーライトカット眼鏡や携帯・PCにつけるフィルターなど、今すぐに取り入れることができそうですね。特にブルーライトカット眼鏡はオシャレなデザインも続々登場し、デジタル世代の必需品になる予感。日本ではファッションの一部やすっぴん隠しでダテ眼鏡をかける人も多いので、せっかくならブルーライトカットを選ぶのが賢い選択といえるでしょう。

数あるブルーライトカット眼鏡の中でも、LA(ロサンゼルス)の女性たちから人気を集める商品の一つが、LA発のブランド「ディフ(DIFF)」から展開されている“ブルーライト”シリーズ。もともとディフは、一つアイウェアを購入するごとに、恵まれない子供たちに読書用眼鏡を一つ寄付するというコンセプトのもとに設立されたブランドで、デミ・ロバートなどのセレブやインフルエンサーの愛用者も多いことで知られています。また商品を製造するまでに仲介者をできるだけ挟まないことで、原価に付帯される利幅を削減し、ほぼすべての商品が85~95ドルの小売価格で設定されています。

その中でもブルーライトシリーズは安定したファンを得ており、発売するたびに完売と再入荷を繰り返す人気デザインもあるのだとか。シンプルで毎日使えるフレームから、ファッションにも馴染みやすいおしゃれなフレームまで、種類豊富なディフのブルーライトシリーズは、世代を問わず使いやすそうです。*日本からは、公式ホームページやアマゾンでの通販でも購入可能。

対策その6:デジタルデトックス

単純にデジタル機器に触れる時間を減らすのも効果的な方法です。普段の生活の中で、何をするわけでもないのに、携帯電話を見ている・触っている時間は意外に多いもの。手持ち無沙汰な時間を埋めるために無意識にネットサーフィンする習慣を一度見直し、思い切ってデジタルデトックスしてみましょう。一日のうちの数時間から試してみるのもいいですね。特に寝室に携帯は持ち込まず、アナログな目覚まし時計で一日をスタートしてみませんか?

前を向いて歩きましょう

梅雨もないカリフォルニアは、夏に向けて太陽の季節の到来です。ビーチ沿いの歩道をウォーキングするだけでも楽しいですが、つい先日も歩きながら携帯電話でニュースをチェックしていたら、思わず転倒。擦りむいた足を引きずりながら来た道を戻ったわけですが、なんとも間抜けなお話です。せっかくのビーチの景色も太陽に輝く街並みも堪能せず、紫外線とブルーライトを浴びながら、眉間にしわ寄せ、二重顎で携帯見ながらズッこける。健康と美容のためのウォーキングも、“最新デジタル”を間違った方法で使ったことで台無しに…。

今回ご紹介したブルーライトも、健康だけではなく美容にも影響があるわけですから、デジタル機器との付き合い方によっては、百害あって一利なしという厄介者になってしまいます。その特徴と問題点をよく理解しながら、最新ツールもバランス良く生活に取り入れたいものです。素敵な景色が目の前に広がっているのに、うつむいて携帯ばかり見ていてはもったいないですよね。体のためにも、肌のためにも、前を向いて歩きましょう!

出典

https://nypost.com/2018/02/12/your-phone-could-be-aging-your-skin/
https://www.redonline.co.uk/health-self/a531829/smartphone-wrinkles/
https://www.gcimagazine.com/marketstrends/segments/suncare/Liposhield-HEV-Melanin-Protection-from-the-adverse-effects-of-High-Energy-Visible-HEV-Light-202523581.html

この記事を書いたライター

Beauty Lifestyle Writer

東京でファッション誌の編集・ライターとして活動後、渡米。LAではセレクトショップのバイヤーに。妊娠、出産を機に退職した後はフリーランスのライターとして活動再開。Newスポットの探索、本屋巡り、図書館でお籠り、ハワイへの逃避行が大好き。娘の笑顔とアイスクリームさえあればとりあえず幸せな30代女子です。

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