LAのヘルシーカフェとエコグッズで、地球にもヘルスコンシャスを!

最近のヘルスコンシャスの高まりの中で、劇的に意識されるようになったヘルシーな食生活。しかしこの“ヘルシー”という言葉に触れるとき、意識しなければならないのは、自分たちが食べるモノだけではありません。人間の食生活を豊かにするために、植物や動物からさまざまな恩恵を受けているはずです。今や地球の“健康”なしに、私たちの健康はあり得ないといっても過言ではないのです。そういった考え方が、LAのヘルシーなレストランやカフェには浸透しつつあります。また普段使うキッチングッズの中にも、エコフレンドリーな商品が増えています。今回は、体にも地球にもヘルスコンシャスなLAのカフェ情報やキッチングッズをご紹介します。地球のヘルスコンシャスを考えるための準備に役立てください。

LAの美のカリスマたちが意識する“ヘルスコンシャス”とは?

LAのヘルシーカフェとエコグッズで、地球にもヘルスコンシャスを!

世界的に見ても健康意識が高いとされるLAの女性たちは、それと比例するように、地球環境への配慮や活動にも非常に意欲的です。ご存知の通り、人間が食用肉(特に牛肉と羊肉)や乳製品を摂取することは、環境への不可が非常に大きいといわれています。家畜を放牧するための土壌の確保から、飼料の栽培、そして排泄物の処理まで、全ての工程で大量の温室ガスの排出が伴っているからです。もともとベジタリアンやヴィーガンの中には、環境破壊を危惧して、肉を食べないという選択をしている人もいるほど。また、フレッシュスムージーやコーヒーに使用されるドリンクカップやストロー、食べ物をテイクアウトする際の容器やカトラリー、そして自宅で使うビニールラップやビニールバッグなど、さまざまな食のシーンで登場するプラスティック製品も地球環境にとっては“ヘルシー”ではないものでしょう。

関連付けにくい食生活と環境破壊ですが、実は密接に繋がっているのです。食に関するヘルスコンシャスを謳うならば、地球の健康へも意識を向けることが大切だとされているのは、そのためです。実際のところは、人間が一斉に完全なベジタリアンやヴィーガンになることは難しいこと。肉を食することが文化として確立している地域もありますし、個人レベルでいえば、食の楽しみとして存在しているケースもあります。その代わりに、生産工程にこだわった食用肉の選択を意識するなど、違うアングルから環境破壊へ取り組むことも重要な一歩といえるでしょう。

LAのヘルシーカフェとエコグッズで、地球にもヘルスコンシャスを!

しかし、食文化や個人の趣味嗜好が絡んでくる食用肉の摂取とは異なり、可能な限り避けられる悪しき習慣とされているのが、プラスティックの過剰使用です。具体的にアメリカでは、プラスティック汚染によって、以下の問題が提議されることが多いです。

プラスティック汚染による問題点
◆全体の27%のプラスティックボトルのみがリサイクルされており、それ以外はゴミ廃棄上に蓄積されていく一方。そしてそれらの処理には1000年かかるといわれている
◆プラスティック汚染により、約100万羽の海鳥と10万頭の海洋動物が毎年死んでいる
◆アメリカのあるリサーチによると、アメリカ人の約93%が、BPA(プラスティックに含まれる化学物質)による体内への悪影響を調べるテストに陽性反応を示している

 

以上のような統計にも表れているように、プラスティックのゴミが人間を含めた生き物と地球の“健康”にとって、今すぐにでも意識されなければいけない問題であることは明らかです。

環境問題への意識を喚起するセレブたち

環境問題への意識が非常に高いハリウッドセレブは、映画の賞イベントやファッションイベントなどでも、自分の言葉で世間に呼び掛けることも少なくありません。

最近LAに活動拠点を移したモデルのローラさんも、実は環境問題に意識を向ける著名人の一人。SNSへの投稿でも、度々プラスティック汚染や森林破壊問題について言及をしていることは、日本でも広く知られています。

特にLAでの活動が多くなってからは、ワークアウトやヘルシーフードへの意識が高まったようで、それに伴う形で環境保全への問題提起もなされる機会が多くなりました。ビーチのクリーンイベントに参加した報告や、フォロワーにマイボトルをおすすめする投稿も。

真の“ヘルスコンシャス”を教えてくれるLAのお店

もともと健康や美しさへの意識が高い女性たちに、自分たちの住む地球の健康すらも意識させる街、LA。本当の意味で“ヘルスコンシャス”の高いこの街には、体の健康だけではなく、地球環境にも配慮したレストランやカフェが多く存在します。その一部をご紹介していきましょう。

Locali(ローカリ)

オーガニック素材を使ったヴィーガンメニューが人気の「Locali(ローカリ)」では、地球環境に配慮した店作りも話題を集めています。電力効率のいい照明や再利用の調理器具、リサイクル素材の缶、ビン、紙を使った容器など、店内の至るところにこだわりが垣間見えます。また材料からできる限りゴミが出ないように考案されたメニューにも、地球資源や素材へのリスペクトが表現されているよう。そういった随所に見られるエコなコンセプトが評価され、地球環境に優しいビジネスを展開するレストランに与えられるアワードに、2015年、2016年と2年連続でノミネートされました。その人気はとどまるところを知らず、LAの3店舗に加えて、フロリダへの上陸も決定しています。

Suncafe(サンカフェ)

スタジオシティーにある「Suncafe(サンカフェ)」には、評判のいい新鮮なローヴィーガンフード以外にも人気の秘密があります。それが、全て再利用の木やレンガで作られたパティオインテリア。また店内のリモデルをほぼ0円で実現するプロジェクトも進んでおり、DIYを含めながら、今すでにある資源を有効活用する大切さを地域住民にエデュケーションする目的があるそう。また食材の取り引きも、環境への配慮をコンセプトにし実践する会社のみと契約する徹底ぶり。料理長のネイサン氏は「今の時代、環境にやさしい行動や活動をすることが、人間が生き残る方法なんですよ」と環境保全への想いを語っています。

Plant Food+Wine(プラントフードプラスワイン)

LAトレンドの発祥地、アボットキニーに店を構えるのが、マシュー・ケニー氏がオーナーを務める「Plant Food+Wine(プラントフードプラスワイン)」。植物由来の材料のみを使用したハイクラスなヴィーガンレストランとして、LAガ―ルの予約が殺到する人気店です。材料はローカルのオーガニック農家から仕入れ、地域ビジネスの活性化にも意欲的。また環境に優しい店づくりの一環として、キッチンや店の清掃に使う薬品もエコフレンドリーな材料を選定、お持ち帰り用の容器もリサイクルが可能な素材を使用するなど、店全体でヘルスコンシャスを体現しています。

さらに店内の中庭にある自家菜園では、通り向かいの小学校と提携して、堆肥の仕方や菜園の作り方、また材料を無駄なく全て使用する大切さをレクチャーするなど、レストランを超えた活動も話題を呼んでいます。そういったコミュニティーや環境保全への貢献が評価され、地球環境に優しいビジネスを展開するレストランに与えられるアワードに、2017年のレストラン大賞として選ばれました。

Bar Nine(バーナイン)

コーヒーショップの「Bar Nine(バーナイン)」は、近年じわじわとオシャレ度を高めるカルバーシティーにあります。顧客一人一人のためにじっくりと淹れられたコーヒーは、お持ちかえり用のカップも全てガラス製。紙のコーヒーカップを使用しないことでも有名です。気になるガラス瓶の代金は一切加算されず、次回の来店に持ち返ってくることをやさしくお願いしています。まさに人の良心に賭けたシステムであり、そういう点では環境問題にも似ているといえます。頼りになるのは人間の良心のみ、というわけです。

店内のインテリアも華美な装飾は一切せず、ソーラーエナジーを有効活用しています。一杯のコーヒーを通して、前進的な考え方と素晴らしい時間を提供したいと考えるお店だからこそ、地球環境にとっても前を向いた取り組みができるのでしょう。

The Albright(ザ オルブライト)

サンタモニカのローカルファミリーによって営業されているのが「The Albright(ザ オルブライト)」です。市内の電力供給と省エネをサポートするために、昼間の営業時間は必要でない限り照明を使っておらず、顧客たちは照りつけるサンタモニカの太陽を楽しんでいます。またキッチンで出る油脂をバイオ燃料に変える会社と取引し、環境汚染を減らす取り組みにも積極的です。店内にも、作り変えや再利用のインテリアのみを使用することで、限りある資源の活用に尽力しているそう。2017年には、ザ オルブライトの環境保全への活動が認められ、サンタモニカ市から表彰されています。

LAやカリフォルニアには、上記以外にも環境にやさしいカフェやレストランが多く存在しています。ここ数年はさらに増加傾向にあり、消費者側にも選択の機会が増えたことは喜ばしいことです。しかし、毎日外食をしているわけではありませんよね?私たちが本当に地球に貢献できるのは、毎日の食生活なのです。

自宅でできる地球にとってヘルシーな“食生活”

先述した通り、私たちの食生活と環境破壊は複雑に交錯し、切っても切り離すことはできません。自分たちの健康にも気づかいながら、地球も健全化できる方法を探っていきたいものです。最近は、毎日使うキッチンやフードグッズにもエコフレンドリーな選択肢が急増しています。まずは小さいことから変えていきましょう!

①ビーワックスラップ

以前紹介したキャンドルの記事でも登場していたビーワックス。別名、蜜蝋(みつろう)とも呼ばれるビーワックスは、その名の通りミツバチが巣を作る際に体内から分泌される動物性のロウで、原料はミツバチの巣から採取します。そのビーワックスから作られた、再利用可能なラップが人気を集めています。消耗品であるビニールラップの代替品として、お皿のカバーやサンドイッチを包むラップとして何度も利用ができます。素材がロウのため、水にも強く、洗っても痛みません。

ビーワックス以外のワックスでも多くの商品が登場しており、話題商品のバロメーターでもあるトレーダージョーズでも、ワックスラップの発売が開始されていました。このワックスラップなら、今すぐにでも始められそうですね。

②シリコンバッグ

こちらもビニールラップと1、2を争う消耗品であるビニールバッグ。食材の残りを入れたり、子どものお菓子の持ち運びに使ったりと用途は無限にあり、確かに便利な優秀アイテムです。それだけに普段から使用する量も非常に多く、その手軽さから頻繁に捨てられてしまうのが実情。それをシリコンバッグに代えることで、お皿のように毎回洗って使う習慣が身に着くはずです。漏れがなく、ビニールラップよりも熱さと冷たさに強いため、長く使用することができます。またバッグ自体が自立するので、冷蔵庫内での汁ものの保存にも便利というオプション付き!

③ベジバッグ

アメリカの料理好きたちから密かな話題を集めているのが、コットン製の布バッグ。野菜やフルーツ入れとしての用途が一番多く、人気の秘密は食材の“鮮度を保つ時間”が伸びること。ビニールラップやバッグを使用しないことで、プラスティックゴミの削減になるだけでなく、野菜やフルーツをおいしく食べられる期間が以前のそれより長くなるのです。そのため、食べられなかったり腐ったりしてしまった食材のゴミまで減らすことができて、一石二鳥!コットンに入れた野菜の方が、見た目にもおいしく見えるのが不思議ですね。

④マイストロー

最近カフェやレストランでも新たな動きが見られ始めたストロー事情。一般的なプラスティックのストローに変わり、紙のストローが増えてきたのです。確かに、再利用の紙を素材にできたり、廃棄した後も環境汚染に繋がりにくいため、プラスティックよりは善策ですが、使い捨てであることに違いはありません。アメリカでは、5歳から65歳までの間に平均で約38,000本ものストローを消費するといわれています。使い捨ての場合、その約38,000本が一回でゴミになってしまうわけです。また紙ストローは飲んでいる間にふやけて飲みにくくなるという弱点もあり、紙やプラスティック以外のストローをマイストローにするアイディアが広がりつつあります。マイボトルに、マイストロー…、持ち運びが簡単なものは、使い捨てを避けていきたいですね。

⑤バンブープレート

パーティーやイベントが増えてくる年末年始。プラスティックの使い捨て皿は避けたいけれど、疲れた体で大人数のゲストの皿やカトラリーを洗うのは、骨が折れる作業です。そんなときに活躍してくれるのが、バンブーファイバーの皿やカトラリー。ゴミ処理された後でも堆肥できる上に、竹は資源が多いことで知られています。木と比較しても生命力が強く、切っても切っても生えてくるため、木に代わる資源・製品材料として近年注目を集めています。温かみがあり、オシャレなビジュアルも人気の理由。使い捨ても可能な薄いタイプから、何度も使える厚手のタイプまで、素材の厚みによって用途が変えられるのも有難いですね。

毎日使う日用品は、今まで慣れ親しんだものから新しいものへと変えるのは、いささか億劫です。それが簡単に使い捨てできるものから、少し手間がかかるものに変わるとなればなおさら。しかし、近年は製作技術の向上により、たくさんの優れた商品が誕生しています。環境に配慮した素晴らしいアイテムがせっかくあるのに、それを私たちが選ばないという理由だけで、地球の健康が失われていくのはあまりにも悲しいですよね。自宅のキッチンから変えられることも、きっとあるはずです。

食べることは止められないからこそ…

人間が生きていく以上、何かを食べることは止めることができません。平均で一日三食は、“食べる”という機会が、命ある限り永遠に訪れます。それは、貧富の差や趣味嗜好の違いがあっても、国境を超えて必ず誰もが実施する最低限の生活行為です。毎日数時間おきにやってくる“食べる”機会の中で、少しでも地球の健康を考えた選択ができるのであれば、積もり積もって巨大なパワーとなります。地球環境なんていってしまうと、とても大それたことのように感じ、自分の行動が影響するとは想像しがたいものです。しかし間違いなく、小さな意思の結集が、大きな変革をもたらすのです。

とりあえずは、マイボトルやビーワックスラップでOK。今回ご紹介したようなレストランに行ってみるのもいいですよね。この記事を最後まで読んでくださった皆様と一緒に、私も最初の一歩から始めたいと思っています! 

出典

https://theculturetrip.com/north-america/usa/california/articles/the-12-best-eco-friendly-restaurants-in-la/
http://nymag.com/strategist/article/best-eco-friendly-sustainable-kitchen-items-reusable.html
https://www.onyalife.com/plastic-free/eco-friendly-products/

この記事を書いたライター

Beauty Lifestyle Writer

東京でファッション誌の編集・ライターとして活動後、渡米。LAではセレクトショップのバイヤーに。妊娠、出産を機に退職した後はフリーランスのライターとして活動再開。Newスポットの探索、本屋巡り、図書館でお籠り、ハワイへの逃避行が大好き。娘の笑顔とアイスクリームさえあればとりあえず幸せな30代女子です。

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