アメリカの最新パーティーを届ける女性CEO、KEIKOさんの日本上陸に密着!

ハロウィンを間近に控え、日本でもパンプキンモチーフやオレンジカラーのデコレーションが街を賑やかに彩っています。ここ数年、ハロウィンを始めとするアメリカのイベントやパーティーが日本でも認知度を上げており、普及率も飛躍的に伸びているよう。SNSの影響もあり、アメリカの最先端のカルチャーを受容する態勢が以前にも増して整ってきた近年の日本。

その状況のなか、本場アメリカから、パーティーの魅力やおしゃれなプロップ(装飾用の品物)を日本で広めようと奮闘するのが、パーティーグッズを扱う「クリエイティヴパーティースタジオ(Creative Party Studio)」の女性CEOであるKEIKOさん。2016年設立という若い会社ながら、先月に日本で開催された人気女性ファッション誌『VERY』のイベント出展者として、アメリカから唯一の選出。わずか17社で開催されるワークショップの狭い枠を、大激戦の事前審査の上、勝ち取った注目の女性起業家です。今回インタビュー特別編として、イベントに出展する彼女を日本まで追いかけた現地取材を含めながら、日米を股に掛ける女性CEOの魅力に迫ります!

アメリカのパーティーは日常茶飯事?

ボードの飾りつけも全て手作り。小物使いにもセンスが光ります。
起業前にホストしたパーティ―にも関わらず、その仕上がりはまるでプロのよう。

パーティー用の飾り付けやカスタマイズギフトを全米に向けて展開するクリエイティヴパーティースタジオの商品は、コンセプトからデザインまですべてCEOであるKEIKOさんが統括。アートディレクターとしても、その才能を発揮しており、他に類を見ないオリジナルデザインとトレンドを効かせたハイセンスなプロダクトがアメリカの女性たちから高い支持を得ています。一般的にパーティーと聞くと、とても特別なイベントのように感じますが、本場アメリカで行われるパーティーこそ、“日常茶飯事”だと教えてくれるKEIKOさん。「アメリカではホームパーティーや家族イベントは本当に重要です。家をデコレーションし、料理を用意し、ゲストを招き、みんなで一緒の時間を過ごす、そういう空間を尊ぶ文化が根底にあるのでしょうね。とっても大切なことだけど、特別なことじゃない。家が自慢するほどキレイとか、料理がずっと趣味でしたとか、そもそも生活基準が高いとか、関係ないのです。人生の節目、節目のお祝いごとだから、当たり前にやってくるのです」。

そう語るKEIKOさんもアリゾナで家族と暮らす二児の母。彼女がアメリカのパーティーと出会い、魅了され、会社をつくるに至ったのも、やはり家族が増えたのが始まりだったそうです。「日本で看護師として勤めた後、結婚を機に渡米したのが2004年。2年後には長女を妊娠・出産したことをきっかけに、パーティーに行く機会が多くなり、自分自身でホストすることも増えました」。ベビーシャワーや誕生日、シーズン毎のイベントをパーティーで祝うことの多いアメリカでは、母という肩書きが一つ加わると、子どもの数と比例してそれらも倍増していきます。

日本人の感覚からすると、事前準備から当日の仕切りまで気を遣うことの連続という印象のパーティーホストですが、KEIKOさんにとっては楽しいことの連続と笑顔で語ります。「アメリカでは皆やっている当たり前のことですから、気負いはありませんでした。極端な話ですけど、購入してきたピザやホットドッグ、コーラをテーブルにドーンと置いて、さぁ楽しんで行って!というのもパーティー。プロに飾り付けをお願いして、話題のレストランのケータリングを呼んで、子どもが遊べるバルーンハウスを庭に設置するのも、またパーティー。ルールはないので、自分の好きなようにやっていいのです。だから、私は自分の好きなDIYのプロップやテーマのあるデコレーションに自然とこだわるようになりました」。

もともと、生け花やインテリア、DIYクラフトが好きで、渡米直後にはウエディング会場のスタイリングアシスタントも務めていたKEIKOさん。自分が頭の中で思い描いたデザインやプロップで、非日常の空間が出来上がることに、大きな喜びと達成感を見出すように。

KEIKOさんの飾り付けが友人の間でも大好評。スタイリングを指名されることも多かったそう。

「次女を出産した後には、アメリカのパーティーというものにますます心を奪われて。特に会場のスタイリングや飾り付けへのこだわりは強くなるばかりでした。ホテルウエディングもそうですけど、一流シェフのお料理だけがあっても、会場内の美しい装飾がなければ、あのキラキラとした時間は完成しない。本当に魔法みたいですよね、パーティーって。いろんなエレメントがあって完成しますけど、スタイリングや飾りつけは、その中でも私が一番好きな魔法という感じでしょうか」。そう言いながら微笑む彼女の瞳は、好きなものを自慢する少女のようにみずみずしく輝いています。

KEIKOさんが好きと語る“魔法”に、ゲストたちも次第に魅了され、彼女のパーティースタイリングは友人の間でもすっかり有名に。 「最初は自己満足だと思っていたパーティーの飾り付けやスタイリングが、ゲスト満足であったことがとってもうれしかったです。そして、ある時友人が何気なく言ってくれたのです。“こんな素敵なパーティーをホストしたら子どもたちもゲストも喜ぶだろうけど、センスないし、時間もないし。ケイちゃんが出張スタイリストで来てくれるのが一番だけど遠いよねー”って。この一言で、パーティーには隠れたニーズがあることにふと気がつきました」。

“アメリカのパーティーを”ひと箱に詰めることに

昨年販売されたハロウィン用のデコレーションキット。
こんなおしゃれな飾り付けがセルフで簡単にできたら、素敵なパーティー空間になりそうです。

友人の言葉をきっかけに、KEIKOさんの起業家としての新しい人生が始まることになったのです。「確かにパーティーの準備は、こだわると費用か時間のどちらかは掛かります。簡単に済ませようと思えば、全てプロにお願いすれば解決しますから。実際、家庭によっては子どもの誕生日に100万円単位のパーティーを開くのもあり得る国です。でも、それはもちろん一部。費用も時間もそれほど掛けずに、素敵でおしゃれなパーティーをやってみたいと思っている人は多いのだと感じたのです。しかもSNSがこれほど普及していますから、フォトジェニックなパーティー空間が一部でもあれば、イベント感はグッとアップするかなと。そこでまず“パーティーインザボックス(Party in the Box )”のアイディアが生まれました」。現在、クリエイティヴパーティースタジオのシグニチャーであり、KEIKOさんのパーティーへの想いがたっぷり詰められたのが、まさにこの商品。パーティーフードを置くテーブル上の壁を装飾するためのプロップセットで、テーマ・カラー・配置の全てをKEIKOさんによってあらかじめデザインされているという、今まで見たことのなかったまったく新しい発想のパーティー用トータルキットなのです。

箱の中もまるでプレゼントを開けたときのような、ワクワク感が止まらない仕掛けがいっぱい。
これだけコンパクトなのに、あれだけのデコレーションができるとは驚きです。

ホスト側はただ箱を開け、説明通りに飾っていくだけ。まさに魔法のようなボックスです。「“パーティーの飾り付けってどうしたらいいのか分からない”という方は意外と多いのです。テーマやカラーに合わせた小物を購入するために、ネットサーフィンしたり、その時間すら持てず、直前になって「パーティーシティー(Party City、大手のパーティーストア)」や「ターゲット(Target、大手の日常量販店)」を何度も回ったり。でも この一箱があるだけで、そんな面倒な作業をする必要もなく、ゲストに驚いてもらえるおしゃれで素敵な空間が簡単に作れてしまうのです」。そう語るように、KEIKOさんが手掛けるパーティーインザボックスは、彼女オリジナルのアイディアとセンスで溢れています。インストラクションに従って飾り付けていくだけで、日常空間だったリビングの一室が、非日常のパーティー会場に変わる…まるで、KEIKOさんが直接スタイリングしてくれたようなクオリティーまで近づけることができます。出来上がった空間は、最近の言葉を使うなら、誰がどこをどう撮っても“映える”のです。パーティーがライフタイムのイベントのために開かれるのであれば、一生大切にしたい素敵な思い出として、記憶にも写真にも残すことが叶うのだと話してくれます。こうして、一つのアイディアをきっかけに、2016年クリエイティヴパーティースタジオが誕生することになったのです。

心にも、写真にも、美しく残るモノを

LAのセレクトショップで開催されたワークショップの様子。
*現在は商品展開で多忙のため、定期開催は行わず、単発で依頼を受けたペースにて行っています。

二児の母と起業家、新しく加わることになった二つ目の肩書き…不安もあったようですが、同じく起業家として成功する旦那様のアドバイスやサポートを受けながら、KEIKOさんが頭の中で描く新しいアイディアが次々と具現化されていきます。クリエイティヴパーティースタジオが提供するコンテンツの中で、特に評価を受けているものの一つが、KEIKOさん自身が講師となるワークショップ。元々アリゾナでは、DIYのクラフトの作り方を知りたいという友人のためにワークショップを開いていたそうですが、起業後はDIYのコンテンツをSNSで知ったLA(ロサンゼルス)のセレクトショップから、ワークショップをやらないかというオファーがかかるようになりました。

「アメリカでは、パーティーの中で何かしらのアクティビティーが用意されていることが多いです。ゲームやクイズが主流ですが、子どもが参加するパーティーでは簡単なクラフトをすることもあります。パーティーのお土産として持って帰れることもいいですよね。パーティーのアクティビティとして考えたクラフトが、予想外な好評の結果、独り立ちしてワークショップを開催するまでになったのです。もともとはパーティーの一部ですから、ワークショップのゲストの方にも、パーティーに足を踏み入れたかのような空間を味わっていただきたくて、会場のスタイリングにも力を入れました」。KEIKOさんが語るように、彼女が作り上げる空間は、そこだけがまるで別世界。ワークショップのコンテンツもさることながら、KEIKOさんがスタイリングする会場や彼女自身に会いたいというファンも増え、ワークショップは毎回満席だそう。

アメリカの最新パーティーを届ける女性CEO、KEIKOさんの日本上陸に密着!

ワークショップ会場があっという間に、非日常のパーティー空間に。
KEIKOさんの空間デザインも見どころの一つ。

「今、体験型ミュージアムが流行っていますが、やはり女性は普段と違う非日常な世界が好きです。いつもの日常にはないオシャレな空間で、楽しい時間を過ごし、それが思い出として残ることで、心がうるおう。働く女性も、妻や母として奮闘する女性も、スペシャルな空間、時間が必要なのですよね。パーティーやワークショップもそういう局面が楽しまれるような時代になってきているのだと思います」。評価を得ている背景を自身でそう分析しながらも、現代の女性たちのニーズに寄り添うことを忘れないKEIKOさん。

クリエイティヴパーティースタジオで人気のあるカスタムオーダーのパーティープロップやギフトもまた、そういった最近の需要を反映させた商品の一つです。「これだけモノが溢れている時代ですから、特別感やオリジナリティーを求める人も多くなってきています。パーティーデコレーションの顔となるガーラントも、シンプルな“Happy Birthday”ではなく、名前入りであることやパーティーテーマに合わせた色やデザインを希望する方も増えてきました。ウエディングギフトにも名前だけではなく、特別なメッセージや日付を入れるなど、“個”を大切にする時代になってきたのだと感じています。そういったニーズにも柔軟に対応していきたいと思い、パーソナライズするプロップやギフトも幅広く扱うことにしているのです」。KEIKOさんがその思いを語るように、 クリエイティヴパーティースタジオには現代の女性が必要とする空間があり、希望や願いを丁寧に汲み取った商品が豊富です。友人からの何気ない相談をきっかけに、起業にまで至った彼女らしいラインナップといえるのかもしれません。

名前を入れてパーソナライズできるメイソンジャーは、ウエディングや誕生日のギフトとして人気。

日本に届けたい“アメリカ”

パーティー空間を作り上げていくKEIKOさん。真剣な眼差しが KEIKOさんのビジネスへの真摯な思いを表しているよう。

アリゾナやLAを中心に人気を集めているクリエイティヴパーティースタジオですが、今年から本格的に日本への展開を始動させているそう。KEIKOさんによると、パーティーのプロップやフォトブース、カスタムギフトというカテゴリーで考えると、日本というマーケットにも大きな可能性を感じるのだと言います。「最近はSNSの影響もあって、日本でも華やかでキュートなパーティーシーンをよく見かけます。ベビーシャワーなどは特にここ数年で認知度と普及率が急上昇していますよね。おしゃれな芸能人やインフルエンサーから広がっているアメリカ的なパーティーの代表格だと思います。そんなときに、デコレーションやフォトプロップに少しでも本場アメリカの最新トレンドが入ると、より洗練された空間になるのにと思うことが増えるようになって。“ぜひ使ってほしい!紹介したい!”という気持ちが高まってきた今年の始めあたりから、日本という市場を本格的に視野に入れるようになりました」。

そして、日本展開のプロモーションの起爆剤として、9月末に東京で開催されたファッション誌『VERY』のファッションイベントへの出展を決意。しかし、希望すれば 簡単に確保できる“席”ではありません。特に、一般公募されるワークショップセクションは、会社を起業した女性CEOたちの憧れのイベント。出展を切望して、毎年応募する女性起業家も多いといわれています。そんな狭き門を見事に突破し、書類選考によって2018年の17組の出展枠に見事に選ばれたのです 。「イベントに出られるということももちろんですが、この会社の日本展開への可能性やパーティービジネスの将来性を日本の出版社の方にも大なり小なり感じていただけたという事実が何よりもうれしかったです」。

日本でのイベントを見据えて考案されたベビーシャワーの飾りつけキットの一つ。
希望に合わせてカスタマイズできる名前入りのバナーは、アメリカでは定番のニーズを取り入れています

出展が決まったときの喜びをそう語りながらも、日本への展開には、当初からの不安要素もあったと語ります。「リサーチすればするほど、自分のコンテンツやパーティーそのものが日本のお客様に受け入れられるか不安が募りました。そもそもやはりパーティーという文化自体が日本では浸透しにくいのかな、という根本的なところまで行き詰まる瞬間もあったほど。日本では、まず友人やゲストを気軽に家に招く文化がなく、家もアメリカに比べたら狭い方ですし、賑やかにするにも抵抗を感じます。おもてなしの精神があるからこそ、ホームパーティーの敷居がグッと上がっている気がするのです。準備もパーティー当日も大変で、ものすごく気疲れするのではないかというイメージが今だに根強い。アメリカのホームパーティーは捉え方がもっとカジュアルで、気合いが入ることはあっても、気負うことはない。そこの大きな違いは、埋まっていないという予感がありました。そのことに対して、自分のビジネスも受け入れられないのではと感じられて…。イベントの準備中は、ぐるぐると考えては寝れない日も続きました」。日本への展開や出展に不安を抱えながらも、それを打破したのは、やはり今の日本にあるニーズや願いに寄り添うというKEIKOさんらしい方法でした。

実用性を重視する日本の顧客層を考慮し、インテリアの実例写真も用意。

「2018年の今は、確かにアメリカのパーティーをそのまま持ち込むことはできないかもしれない。当たり前のことですけど、今の私自身や会社には、一国の文化や習慣を瞬時に変える力はないですから。それを認めた上で、“どうやったらアメリカのパーティーのエッセンスを届けられるかな?”“今の日本ではどの要素が必要とされているかな?”と考えることにしたのです。そこで、まずイベントで販売するベイビーシャワー用のパーティーインザボックスの飾りつけをいつもよりコンパクトにしました。大人数のゲストを招いたホームパーティーはしなくとも、レストランや貸イベントスペースに少人数で集まったり、写真を撮ったりすることは想像しやすい。そんな時でも写真の背景として入りやすいように、今までのアメリカの横長テーブルに合わせたサイズ感から、少しだけキュッとコンパクトに。飾りつけも華やかさはそのままキープして、要素だけを減らしました。使い終わった後でも、インテリアにも使いやすそうなシーズンレスのテーマを意識して。イベントのワークショップの方は、雑誌の読者層からお子様連れを想定して、ハロウィン仕様のクラフトのコンテンツを準備しました」。

これからきっと、もっと好きになる

おしゃれな女性たちの熱気で盛り上げるワークショップ会場。

結果的に、ワークショップの参加も早々と満員になる盛況ぶりだったそうです。実際に私自身がイベントで見たKEIKOさんのブースも、多くの人で溢れ、熱気に包まれていました。それだけではなく、ワークショップエリア全体に勢いがあり、それぞれのブースでそれぞれの色を発して輝く日本の女性たちを見るのは、とても刺激的で、同時に誇らしくも感じました。同じ女性として、日本人として、イベントに充満する前向きで、艶やかな空気に触れ、肌が内側からうるおうような不思議な感覚でした。女性たちの笑顔の連鎖が、心と細胞に栄養を与えてくれるような気がしたのです。

アメリカの最新パーティーを届ける女性CEO、KEIKOさんの日本上陸に密着!

会場内でもひと際輝く、KEIKOさんの笑顔。

そのなかでも一際輝くKEIKOさんのビッグスマイルも実に印象的でした。通り過ぎる人、一人一人にフライヤーのウチワを手渡しては、彼女の軽やかな笑い声が広がります。一瞬にして相手の心を掴み、会話に花が咲くのも、KEIKOさんの華やかさに隠れた人懐っこい笑顔のおかげかもしれません。そしてワークショップを楽しむ子供たちに時折見せる柔らかい表情もまた、彼女が持つもう一つの顔だったと再認識させてくれました。

イベントで大人気だったオリジナルうちわ。わざわざもらいに寄る人も多々見られました。

さまざまな顔を見せてくれた東京でのイベントですが、彼女自身にとってもパーティーインザボックスへ新鮮な反応にも手応えを感じ、これからの日本展開への大きな自信となるイベントになったと当日を振り返ります。「今回、日本に住むお客様と顔を見て直接話をするのが初めてだったので、フィルターのない反応を見ることができて本当に良かったです。ライフタイムイベントをパーティーという思い出やフォトジェニックで素敵な写真として、残しておきたいというニーズがあることも確認できました。2018年の段階では、アメリカのような“ホームパーティー”とは形が異なるかもしれないけれど、そのエッセンスやプロップの使い方、最新トレンドは日本の方にも十分に楽しんでいだけることが分かりました。これから日本の方にも、アメリカのパーティーをもっともっと好きになってもらえる。タイミングとニーズさえ丁寧に汲み取っていれば、きっと伝わります。それをどう届けるか。それがこれからの私の仕事になってくると思います」。自分自身にも言い聞かせるように、その思いを確かめるように語ってくれたKEIKOさん。イベントをやり遂げた晴れやかな表情と併せて、これからの未来を見据える凛とした決意も垣間見えました。

アメリカにいるからこそ、伝えられる“今”

今回のKEIKOさんへのインタビューで、特に印象に残った瞬間がありました。日本への展開を試行錯誤し、日本在住のお客様を対象とする上で、アメリカとの距離感をマイナス要素に感じることはあるかと問う私に対して、はっきりとこの言葉を残してくれたのです。「お客様が日本在住であっても、アメリカにいることはむしろアドバンテージです。アメリカにいるからこそ、パーティー本場の最新トレンドと生きた情報が伝えられるのです。それが私の役割だと思っていますし、私にしかできないことかもしれないですよね。それはこれからもプラスの要素として捉えて、いつもアメリカからキラキラとした“今”を届けたいと思っています」。

そう語る彼女を見て、自分自身にも大きな気付きがありました。こうしてアメリカから記事を届ける私こそ、常に心に置いておくべき感覚なのです。今一番必要としていたメッセージをさらりと私に届けてくれたKEIKOさん。女性の気持ちに寄り添い、必要とするものを最も素敵な形で届けてくれるクリエイティヴパーティースタジオだからこそ、日本にもアメリカのパーティーが届けられる日はそう遠くはない…。エネルギッシュな言葉とともにKEIKOさんの弾けるような笑顔を見ながら、胸の内で静かに確信しました。

この記事を書いたライター

東京でファッション誌の編集・ライターとして活動後、渡米。LAではセレクトショップのバイヤーに。妊娠、出産を機に退職した後はフリーランスのライターとして活動再開。Newスポットの探索、本屋巡り、図書館でお籠り、ハワイへの逃避行が大好き。娘の笑顔とアイスクリームさえあればとりあえず幸せな30代女子です。

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