【ピュアビタミンC型】
ピュアビタミンC(アスコルビン酸)をそのまま美容液にしたタイプ。
アスコルビン酸の濃度が高いものが多く即効型。この後に紹介するビタミンC誘導体全般よりも抗酸化力が強く、殺菌作用がある。しかし、ビタミンCの特性である、壊れやすいということと皮膚に浸透しにくいという問題を解決しないと濃度が高くても効果は限定的。
○ Obagi Cです。ビタミンCの濃度も5%,10%,20%から選べます。エトキシグリコール、ベタインという界面活性剤が浸透補助剤として使われています。グレープフルーツの香りがアスコルビン酸の臭いをカバー。(Good)高濃度、濃度を選べる(Bad)浸透性には限界があるため、濃度が高くても効果もその分高いかは疑問。
◎b.glenのWhite C Serum。
医薬品にも使われる国際特許のドラッグデリバリーテクノロジー(皮膚浸透技術)が使われており、皮膚浸透性が極めて高いので効果が現れるのが早く、安全性と安定性も優れている。Obagiから乗り換える人が多い。(Good)即効性、高濃度、高浸透 (Bad) 若干の乾燥を招く
【ビタミンC誘導体型】
ビタミンC誘導体はピュアビタミンCのアスコルビン酸に、別の物質(リン酸や糖)を結合させることによって安定性を高めた化学合成物質です。肌の中で酵素によって分解してビタミンCに戻ると言われています。一般的にアスコルビン酸の濃度が非常に低く効果は緩慢で、ビタミンCに還元されるまでの時間が長いのと、何%がビタミンCに変換されるかは不明。
リン酸アスコルビルマグネシウム(VC-PMG,APM)
人の皮膚から短期間に吸収され、皮膚内の酵素により皮膚細胞でビタミンCとリン酸マグネシウムに分解される。ビタミンC誘導体の定番。水溶性のC誘導体では最も効果があることが確認されている。
リン酸アスコルビルナトリウム(VC-PNA,APS)
人の皮膚から短期間に吸収され、皮膚細胞でビタミンCに変わりやすい。リン酸アスコルビルマグネシウムよりコストが安い。リン酸アスコルビルマグネシウムに比べると多少刺激がある。
アスコルビン酸グルコシド
ビタミンCに糖を結合させたもので、一般に安定型ビタミンC誘導体と言われているますが、人の皮膚には糖をほどく酵素がほとんど無いためにビタミンC変換できず効力が出ないことが明らかになっています。
パルチミン酸アスコルビル(エステルC)
油溶性ビタミンCとしては、古くから使われている物で、「エステルC」と呼ばれています。しかし、この成分は最近の研究では、皮膚の酸化を促進してしまう、と指摘されています。
テトライソパルミチン酸アスコルビル(VCIP、脂溶性ビタミンC誘導体)
最近開発されたビタミンC誘導体で、水溶性ビタミンC誘導体より皮膚からの吸収が良い。自然界には存在しないが、皮膚内の酵素によりビタミンCともともと皮膚に含まれるパルミチン酸に分解される。脂溶性なので乾燥感がなく刺激も少ない。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
パルミチン酸の化合物は、いくつかあり、結合する要素によって性質が変化する。パルミチン酸アスコルビルは、本来脂溶性ではないビタミンCを、皮脂に溶けやすくし安定性を高めている。