これって私の思い込み?脱・自己流スキンケア -思い込み その4-

私たちはこれまで肌やスキンケアについて
さまざまな情報を得てきました。

積み上げてきた知識のなかには、肌やスキンケアへの
「思い込み」も含まれています。

肌のお手入れもこの

「思い込み」をベースに
毎日繰り返しているとしたら……?

私たちが知らず知らずのうちに積み上げてしまった
「思い込み」から私たち自身を解き放ち、

一人一人が大切な自分の肌のエキスパートになるためのレッスンを始めましょう。

シリーズ第4回目は、
スキンケア製品をどう選べばいいのか、
「洗顔料」について考えてみましょう。

思い込み その4
もこもこの泡洗顔は、
肌にやさしいはず!
美子プロフィール
グレン先生プロフィール

洗顔とは泡で洗うこと?

美子

“スキンケアの基本は
洗顔で肌を清潔にすること”。

だから私は、朝の忙しいときも夜の疲れているときも、泡立てネットを使ってもこもこの泡で丁寧に洗顔しています。やっぱり洗顔は、泡立ててこそ!

もちろん、柔らかい泡だから肌にもやさしいですよね、
グレン先生?

グレン先生

ちゃんと時間をかけてスキンケアをしているとは感心ですね。美子さんの言う通り、スキンケアのはじめの一歩は洗顔です。

でも美子さん、
泡だから必ずしも肌にやさしいとも言い切れないのですよ。また、泡を立てることが汚れを落とすことに直接影響しないのですよ。

美子:えぇ??

柔らかい泡だから肌にやさしく汚れを落とすのではないのですか??

これまでの私の洗顔は間違っていたのでしょうか?

洗顔の役割

グレン先生

では、改めて洗顔についておさらいしてみましょう。

洗顔の主な目的は、余分な皮脂や汚れを落とすこと。
肌が清潔な状態でないと、その後に使う化粧水や美容液などの成分を効果的に肌へ届けることもできませんよね。

美子:はい

だからこそ、
洗顔には時間をかけていたのです!

グレン先生

実は、その洗顔に時間をかけ過ぎることも、
肌の負担になるのですよ。

美子

しっかり時間をかけて洗顔することも??
肌にいいと思ってやってきた洗顔なのに……。

グレン先生

美子さんが使っている洗顔料はどのようなタイプですか?

洗顔料は、固形、クリーム、ジェル、パウダー、泡タイプなどさまざまな形態がありますが、いずれも、汚れを落とすための洗浄成分はもちろん、「界面活性剤」が含まれています。

界面活性剤は悪者?

美子

私の洗顔料はクリームタイプですが、どの洗顔料にも界面活性剤が入っているなんて知りませんでした。

界面活性剤って、肌にはよくないものですよね?

グレン先生

自然界では、水と油はそのままでは決して混ざり合いませんよね?界面活性剤は、そのような性質の異なるもの同士をなじませる働きをします。

化粧品においては界面活性剤が不可欠で、乳化、洗浄、気泡などの用途で数多く使われています。

食品でもマーガリンやアイスクリーム、ホイップクリームなどに界面活性剤が含まれているのです。ご存知でしたか?

美子:食品にも?
グレン先生:はい

界面活性剤はスキンケア製品の目的や種類によって幅広いバリエーションがあって、一概に悪いものとは決めつけられません。
その安全性も、他の成分との組み合わせや使用量によって異なります。

美子

界面活性剤が肌に悪いと思い込んでいましたが、
実は、そういうわけではないのですね。

グレン先生:その通り

でも、洗顔料の場合、泡立ちを良くするためや、
油性や水性の汚れを一度に根こそぎ落とすために、強い界面活性剤や起泡剤をたくさん配合しているものもあります。

美子

そういえば、私の愛用している洗顔料は、かなり固い泡が立って、肌がパーンとつっぱる程の洗い上がり。

それは、強い界面活性剤や起泡剤のせいだったのかも??

グレン先生

そのような洗顔料は、脱脂力も強く、使い続けると
肌のバリア機能を損なう恐れがあります。

洗顔料、どう選ぶ?

美子

どの洗顔料にも界面活性剤が含まれているのは分かりましたが、どれくらい配合されているかは分かりませんよね。では、洗顔料は、どのように選べばいいのですか?

グレン先生

美子さん、いい点に気が付きましたね。

前回の第3回目でレッスンしたように、製品のラベルを見ると配合成分は確認できますが、配合量までは分かりませんよね。

実は、簡単に使っている洗顔料が肌の負担になっているか、負担になっていないかをチェックすることができますよ。

美子

ぜひ、教えてください。

グレン先生

洗顔後にタオルドライをして、3分ほど肌に何もつけずに様子を見てみましょう。

肌から自然な皮脂が出て、落ち着いてくるようなら、その洗顔料で皮脂を取り過ぎていないと考えることができます。

肌に強いツッパリ感が出て、それが消えない場合は、肌に負担がかかっていると判断できるのです。

肌に負担をかける洗顔

美子

美肌を目指して洗顔していたのに、それが肌の負担になっていたのなら、本末転倒ですよね。

肌に負担をかけない洗顔料を見極めないといけないということですね。

グレン先生:そう

余分な皮脂や汚れは落としても、
肌に必要なうるおいは残す洗顔料を選びましょう。

でも、そのような洗顔料を使用しても、肌に負担のかかる洗い方をしていたら、せっかく選んだ洗顔料も無駄になってしまいますよ。

美子

まさに「水の泡」??

グレン先生

特に泡洗顔は、水を加えながら泡を立てることによって適切な洗浄濃度にしていくものです。適切な泡立てができないと、濃度が高い状態で洗顔料を肌にのせることにもなりかねません。

毎回同じように正しく泡立てるというのは、実は、とても難しいことなんですよ。

美子:確かに

毎回一定の状態に泡を立てることは難しいですね。

泡立てに時間もかかるし、洗うこと自体にも時間がかかるから、トータルで洗顔にかなりの時間がかかっています。

グレン先生

先にもお話したように、洗顔に時間をかけ過ぎると肌の負担になります。

1分から1分半で終わらせるようにしたいですね。

洗顔料はあくまでも洗浄剤であるということを忘れないでくださいね。ところで、美子さん、すすぎにも、ちゃんと時間をかけていますか?

美子:すすぎ?

すすぎ?泡で洗うことに時間をかけていたから、
すすぎはサッサとすませています。

グレン先生

洗顔料はぬるま湯で丁寧に洗い流してくださいね。

こめかみやフェースライン、髪の生え際などに洗顔料が残っていると、肌への刺激になってしまいます。

もう一度、洗顔の見直しを!

美子

毎日行っている洗顔ですが、意外にも知らないことが多いですね。

グレン先生:そうですね

一般的に“泡洗顔”が広く浸透していますが、今日のレッスンを踏まえて、
洗顔の目的とともに肌に負担をかけない洗顔
について、改めて見直してみましょうね。

美子:はい

これまでの私の洗顔では、肌にずいぶんダメージを与えていたのかもしれません。私は泡洗顔信者でしたが、泡にこだわるのではなく、肌に負担をかけずに汚れを落とす洗顔についてもう一度見直してみようと思います。

まずは、使用中の洗顔料のチェックをしてみなくちゃ!

思い込み その4 もこもこの泡洗顔は、肌にやさしいはず!泡洗顔だからといって、必ずしも肌にやさしいとはいえません。
あなたの“思い込み”は解消されましたか?
今後も「さまざまな思い込み」について
解説していきます。

どうぞお楽しみに!
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