紫外線に負けない肌のつくり方

外に出かけるのが楽しい季節になりましたね。ですが、この時期は紫外線の量が急増しますのでご注意を! 紫外線が強くなるのは4月~9月。意外にも、4月、5月の紫外線量は、7月、8月とほぼ同じ。特に、5月に入ると紫外線の量は急増してきますので、この時期の紫外線対策はとても大切です。 

エイジングケアはUVケアから

皆さまがご存知のように、紫外線は肌老化のナンバー1要因。紫外線にあたると、体の中で活性酸素が発生します。活性酸素は、肌の約70%を占めるコラーゲンを破壊して、たるみやしわの原因となります。また、シミの原因となるメラニン色素が大量に作られてしまいますし、血行が悪くなり肌細胞の新陳代謝も低下するので肌老化が進み、シミ、くすみ、乾燥、しわ、たるみ、肌荒れなどが現れます。 紫外線の影響で肌の老化を早めてしまわないように、日頃からUVケアを心がけましょう。

紫外線予防のポイント

紫外線に負けない肌の作り方

紫外線にはUV-AとUV-Bがありますが、紫外線による肌の老化、「光老化」を引き起こす主な犯人はUV-Aです。UV-Aは雨や曇りの日でも降り注ぎ、室内にいても窓ガラスを通り抜けてしまいますので、365日油断はできません。紫外線から肌を守るために、UVカットの化粧下地や日焼け止めは1年を通じて毎日使用しましょう。これらの製品を選ぶ際は、UV-B防御指数を表すSPF値だけでなく、UV-A防御指数を表すPA値もチェックしましょう。日常生活の紫外線対策にはSPF20~30、PA+~PA++で十分ですが、2~3時間おきにつけ直すことをおすすめします。

1日のうちで紫外線が特に多いのは、午前10時~午後2時。この時間帯はなるべく外出を控えたいですね。日中に外出の際は、帽子やサングラス、日傘なども利用しましょう。

体の中からも紫外線をブロック!

紫外線による肌への影響を防ぐためには、体の中からの予防も大切です。アメリカでは、「日焼け止めサプリ」なるものがあり、体の中からの紫外線予防が注目されています。私たちが日常食べている食品の中には、紫外線によるダメージを防ぐ作用のある栄養素がたくさんあります。紫外線が強くなるこの季節は特に、これらの栄養素を含む食品を積極的に毎日の食生活にとり入れて、体の中からも紫外線を予防しましょう。

紫外線によるダメージを防ぐ栄養素と食品

ビタミンC

紫外線に負けない肌のつくり方

紫外線対策に欠かせない栄養素がビタミンC。また、美肌にも欠かせない栄養素です。ビタミンCは、紫外線によって発生する活性酸素を抑え、メラニン色素の沈着を防ぐと同時に、できてしまったシミを薄くする作用があります。また、コラーゲンの合成を助け、皮膚の新陳代謝を促進する働きもあります。

豊富な食材:オレンジ、レモンなど柑橘系の果物、トマト、緑茶、いちご、ブロッコリー、キウィ、ホウレン草、キャベツなど

* レモン、ライム、パセリ、セロリに含まれるソラレンを大量に摂取して紫外線を浴びるとシミができ易くなるので、ご注意!
* ビタミンCの他に、トマトに含まれているリコピンや、緑茶に含まれるフラボノイドは、活性酸素の発生を抑え、紫外線から肌を守る作用が高いのでおすすめです。

β-カロテン(ビタミンA)

紫外線に負けない肌のつくり方

皮膚の細胞を保護して、弾力やうるおいを保ち、紫外線でダメージを受けた細胞を修復する働きがあります。

豊富な食材:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、トマトなど

ビタミンE

紫外線に負けない肌のつくり方

紫外線の影響で発生する活性酸素と結びついて細胞を守り、肌の老化を防止します。また、新陳代謝を活発にします。

豊富な食材:アーモンド、大豆、玄米、胚芽米、ごま、オリーブオイル、たらこ、レバー、卵黄、アボカドなど

* ビタミンCは、ビタミンEの働きを助けるので、一緒にとると効果的です。
* ビタミンEのサプリメントは、副作用を問題視する専門家もいるので、食品から摂取することをおすすめします。 

ビタミンB群(ビタミンB2 & B6)

皮膚の新陳代謝を促進します。また、免疫力を高めて肌荒れやニキビを防ぎます。

豊富な食材:豚肉、レバー、うなぎ、卵、納豆、玄米、牛乳、豆類など 

亜鉛

美肌に欠かせないミネラルです。亜鉛はたんぱく質の合成を助けて新陳代謝を高め、老化の原因となる活性酸素を抑えます。

豊富な食材:牡蠣、アーモンド、ホタテ、くるみ、ごま、大豆など 

オメガ3系脂肪酸

紫外線に負けない肌のつくり方

活性酸素を抑える働きがあり、肌の保水力を高めます。血液をサラサラにして、血管を強くする働きもありますので、血液の循環が良くなります。

豊富な食材:サーモン、いわし、まぐろ、フラックスシードオイル(亜麻仁油)など

たんぱく質(アミノ酸)

肌の細胞はたんぱく質から作られます。そして、たんぱく質を作っているのがアミノ酸。紫外線に負けない健康な肌を作るには、体内では作ることができない必須アミノ酸がバランス良く含まれている“質の良いたんぱく質”を摂ることが大切です。

豊富な食材:肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品など

* たんぱく質が不足しがちな方は、必須アミノ酸がバランス良く含まれているアミノ酸のサプリメントを摂ると良いですね。

紫外線に強くなる美肌ジュース♪

<材料>

紫外線に負けない肌のつくり方

  • オレンジ              2個
  • イチゴ               1カップ
  • にんじん              1本
  • ヨーグルト             1/2カップ
  • フラックスシードオイル    スプーン2杯
  • ハチミツ            スプーン1杯
  • ミネラルウォーター        1/2カップ

<作り方>

オレンジは絞り、イチゴとニンジンはスライスにします。

材料を全てミキサーにかけて出来上がり!

 

「紫外線によるダメージを防ぐ栄養素を摂っていれば万全」ということではありません。UVカット化粧下地ヌーディーヴェールを使用するなど、外からの紫外線予防も同時に行いましょう。また、毎日のスキンケアで外から栄養を与えることも大切。肌の救世主として広く知られているビタミンCが配合された美容液をスキンケアに取り入れてみましょう。

このような紫外線対策を行っていても、うっかりと強い紫外線で日焼けをしてしまった場合は、できるだけ早めのケアが肝心です。クレイローションは、古くから生薬として用いられている薬用成分が炎症を抑えながら「天然クレイ」がつくり出す「うるおいのひと膜」により、ダメージを受けた肌をやさしくいたわります。

これからは、外側&内側からの紫外線予防+スキンケアで紫外線に負けない肌をつくりましょう!

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この記事を書いたライター

Writer

ハワイの海に魅せられ、16年間住み慣れた南カリフォルニアからホノルルへ移住。 現在はエステティシャン&ボディマッサージセラピストとして日々女性の美をサポートする傍らフリーの美容ライターとして女性の美と幸せをサポートする情報を発信しています。

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