ハーブ＆スパイスとチーズの意外な関係!?「チーズソースのドライカレー」

チーズが発酵食品で美肌効果やアンチエイジングに最適な食品ということは、これまでのレシピでご紹介しました。毎日チーズを食事にとり入れて、つやつやの肌になっている方もいるのではないでしょうか？今回のテーマは「ハーブ＆スパイスとチーズ」です。

実は私たちが日頃から口にしているおなじみの料理にも、ハーブとスパイスをチーズとともに使用している料理がたくさんあります。例えばピザは、オレガノやレッドペパーで香りや飽きのこない刺激を加えているアメリカ人の大好きなメニュー。チーズオムレツにはデイル、チーズパスタにはイタリアンパセリなど、すぐにさまざまな料理が頭に浮かぶはずです。

口当たりで言えば、チーズはこってりマイルド、スパイスは刺激的、ハーブはスッキリさせる香りです。お気づきかと思いますが、スパイスとハーブは味ではなく「痛みを伴う刺激、香り」です。それぞれに効果効能はありますが、美味しく摂取するには「味」が必要です。そこで出番がチーズなのです。チーズは、それらをマイルドに美味しく仕上げてくれます。また、チーズは、食品の匂いを吸収したり、コクや旨みをプラスしたり、余分な調味料（塩分など）をカットすることができる食材でもあります。さまざまな組み合わせでチーズを楽しみましょう。

今回のテーマ「ハーブ＆スパイスとチーズ」にぴったりのレシピは、ピリ辛だけどマイルドなカレー「チーズソースのドライカレー」です。ドライカレーにはトマトのリコピン、スパイスはターメリックを中心に、苦味のあるルッコラを添えて。マイルドなチーズソースとスパイシーな黒コショウがクセになるほど美味しい組み合わせ。ぜひ、お試しください。

チーズソースのドライカレー＜材料　2人分＞

• にんにく・・・一片
• しょうが・・・10g
• 玉ねぎ・・・1/2個
• にんじん・・・1/2本
• トマト缶・・・1/2缶（200g）
• ひき肉（合挽きなど）・・・200g
• オリーブオイル・・・大さじ2
• コンソメ・・・大さじ1
• カレー粉・・・大さじ2
• 塩、コショウ・・・少々
• カイエンペッパー（辛いものが好きな方のみ入れて下さい）・・・小さじ1/2
• ごはん・・・茶碗2杯分
• 付け合せの野菜（お好みで）・・・適量
• 黒コショウ・・・少々

チーズソース

 

• とろけるチーズ・・・100g
• 牛乳・・・50g

＜作り方＞

にんにく、しょうが、玉ねぎはみじん切り、にんじんはすりおろす。

鍋にオリーブオイルと1を入れて中火にかける。

香りが出て玉ねぎが透き通ってきたら、ひき肉を入れて炒める。トマト缶を入れ、コンソメ、カレー粉を入れて10分ほど弱火で煮込む。水気が少なくなったら塩、コショウ、カイエンペッパーで味をととのえる。

チーズソースを作る。鍋に牛乳を入れて中火にかけ、沸騰しそうになったら火を止めてチーズを入れて溶かす。

皿にごはん、上に3をのせ、さらにその上から4をたっぷりかける。黒コショウをふり、野菜を添えて出来上がり。