そろそろインフルエンザが猛威をふるう季節となってきました。毎年、冬になると冷え症になる、風邪を引いてしまうなど、悩みも増えてくるので体調管理には力を入れたいですね。そこで、新年度から暖かくなるまで、体調を良くする「温活」を行ってみてはいかがでしょう?「体を温める食べ物シリーズ」として温活レシピを数回にわたってご紹介します。

ところで、あなたの平熱は何度ですか?36℃?36.5℃?もしや35℃台ではないでしょうか?「体調不良や病気は体温低下からくる」といっても過言ではありません。一番体の機能が活躍し、免疫力もあり、健康体でいられる体温は36.5℃といわれています。0.5℃体温が下がると免疫力が落ち、35℃になると最もがん細胞が増殖するそうで、何としてでも体温は上げたいですよね?では、どうすれば体温は上がるのでしょうか?

もちろん、腹巻や靴下、お風呂なども体を温めてくれますが、一時的な場合もあります。適切な体温を維持する体質に変えるには、やはり「食べ物」が大切。でも、ショウガや唐辛子がいいのは分かっていても、扱い方が分からなければ、食べていても役に立たずにソンしていることも少なくありません。そこで、このシリーズでは、体を温めて体温維持ができる食べ物についてはもちろん、トクする食べ方についてもお知らせしていきます。

実際、私もこの2年ほど前から「体を温める食材」を多く摂り入れることにより、以前は平熱35.6℃くらいだったのが、現在は36.5℃~37℃をキープしています。健康そのもので、風邪もいつ引いたのかさえ思い出せません!効果テキメンなので、ぜひ、お試しくださいね。

天然輸血と呼ばれる根菜「ビーツ」

体を温める食べ物シリーズの第1回目は血行を良くし、代謝を上げて体を温める天然輸血と呼ばれる根菜の「ビーツ」です。ビーツはロシア料理のボルシチには欠かせない野菜で、寒い地域でよく食べられています。「天然輸血」という別名の由来は、血流量を増やし、血管自体の筋肉を拡張させて基礎代謝率を高め、体を温めるといわれる「NO(エヌオー)」を生み出す成分を多く含んでいるからです。その他にも栄養素は満載ですが、なかでも「ベタイン」という肝硬変や脂肪肝を予防する働きがある成分も含まれているので、積極的に食べたい食材です。

以前に「オレンジとフェタチーズのビーツローストサラダ」をご紹介しましたが、今回はより温活に役立つスープのレシピです。作り置きもOK。密封袋などに入れて冷凍すれば1ヶ月は美味しく食べることができます。ビーツは、切った時に真っ赤な汁が出ますが、これはポリフェノールの一種。抗酸化成分で、老化を防ぐ手助けをしてくれます。

ビーツは、皮と実の間が栄養満点なので、サラダやマリネなどにするときも丸ごと焼いて(アルミホイルで包み、170℃のオーブンで1時間~2時間焼く)から皮をむくことがベスト。生のまま調理する場合は、ピーラーなどで薄く皮をむくようにしましょう。

ビーツのポタージュ<材料 2人分>

  • ビーツ・・・200g
  • バター・・・大さじ2
  • 玉ねぎ・・・1個
  • にんにく・・・1かけ
  • じゃがいも・・・1個
  • 水・・・500ml
  • コンソメ・・・大さじ1
  • 牛乳・・・200ml
  • 塩、コショウ・・・少々
  • 生クリーム・・・お好みで適量

<作り方>

中味はこんなに真っ赤!アルミホイルで包んでオーブンで焼きます。今回のレシピでは丸ごと焼いたビーツを使用しました。

ビーツは皮をむいてスライスする。玉ねぎ、にんにくもスライス。じゃがいもは皮をむいて乱切りにする。
鍋にバター、玉ねぎ、にんにく、じゃがいもを入れて中火にかけ、1分ほど炒める。
②にビーツを加えてサッと炒める。
③に水、コンソメを加えて弱い中火で煮る。
食材が柔らかくなったら、火から下ろし室温で冷ます。
⑤に牛乳を入れ、ミキサーまたはバーミックスなどにかけて液状にし、再度鍋に戻して塩、コショウで味を調える。器に注いでお好みで生クリームをかけたら出来上がり。

この記事を書いたライター

1961年2月4日生まれ、水瓶座O型。料理研究家。ハワイ、バリ、タヒチなどのアイランド料理研究家でもある。TV、ラジオなどメディアでの情報発信、ケータリングなど、食に関して幅広く活躍中。著書に『ハワイごはん』『湘南ごはん』『海ごはん』『ホノルル食堂』など。オフィシャルホームページ「ALOHA DELI

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