Dr.-Doi-Natsuko

乳がんから大切な人を守りたい 特別対談インタビュー Vol.5

ビーグレンは「世界中の女性をハッピーにしたい」という想いから、美しい素肌へ導くスキンケア製品をお届けしています。

「乳がん」の罹患率が急増している昨今、ビーグレンの大切なお客様や、お客様にとっての大切な人がいつまでも美しく健康で、笑顔でいてくれることが、すべての人のハッピーな気持ちにつながるという考えから、昨年よりピンクリボン活動をスタートいたしました。

ビーグレンのピンクリボン活動の一環として、湘南記念病院かまくら乳がんセンターのセンター長、土井卓子医師をお招きして「乳がん」に関する正しい知識、および最新の医療事情などについてのお話を、7回のシリーズでお送りしています。

野口奈津子(以下、野口):先生、自己触診や乳がん検診の重要性をお話いただきましたが、実際に、自己触診はどのように行うのかを教えていただけますか。

土井卓子先生(以下、土井先生):乳房の自己触診は、少し難しいと思われているようですが、その理由の一つは、月経の周期で乳房の固さが全然違うからなんです。一番固いのは生理前。月経が終わる頃が一番柔らかいので、自己触診をするには月経後がいいですね。

野口:自己触診と言っても、何をしたらいいのかがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

土井先生:乳房は丸い臓器です。手を頭の上に持っていって乳房を広げてあげると、肋骨が触れます。その肋骨と皮膚の間に乳腺組織があるので、その中に何か固いものがないかどうか探すんですね。デコルテのあたりにタオルをしいて、鎖骨を触ってみてください。コリコリしているでしょ。しこりはそれくらいの固さです。

野口:かなりしっかりとした感触ですね。

土井先生:そうですね。ではまず触ってみる方法ですが、乳房が小さい人は頭の後ろに手を、大きい人は仰向けに寝て、背中に枕を置いて胸を張り出すようにします。指の腹で肋骨に沿って、外側から内側に向かって触っていきます。

野口:横に触ると肋骨に平行に触るだけなので、上下に縦横両方やっていただくと見落としが少ないですよね。

土井先生:次に、お風呂に入る時にご自身を鏡に写して、どこか乳房でへこんでいるところがないかどうかを見てください。手を下げた状態で、正面、斜め、横などから見ていただいて、最後は手を上げた状態で。しこりがあるとその部分が引っ張られて、へこんだり、盛り上がって変な形になったりします。

野口:手を上げたり、下げたりしてみると、変に引っ張られていたりするのはわかりやすいですね。

土井先生:そう。あとは、乳頭の位置というのは、ほとんどの人がちょっと外向き、そして上向きなんですね。それが、キュッと引き込まれていたり、下の方を向いているのは、少しおかしいと思った方がいいですね。乳房が垂れても乳頭は普通上を向きます。

野口:それが下向きになっていたら、乳がんの可能性があるということですね。

土井先生:最後に軽く乳頭を押したりつまんだりして、異常な分泌物がないかを確認しましょう。

野口:あまり強くギュっと押したり、つまんだりすると、鼻の脂と同じように、誰でも何かが出てくるみたいですね。ですから、軽くでいいんですよね。

土井先生:はい。軽く押していただいて、いつも同じ穴から出血するとか、黄色い液が出てくると、その奥に腫瘍がある可能性がありますので、その時は医療機関に行って確認した方がいいですね。

野口:これは少し面倒な気がしてしまいますが、とても大切なことですので、習慣にしたいですね。

step 1乳房に触ってチェック

step 1
乳房に触ってチェック

step 2乳房をよくみてチェック

Step 2
乳房をよくみてチェック

step 3乳首を触ってチェック

Step 3
乳首を触ってチェック

土井先生:そうですね。ですから、毎日お風呂に入って体を洗う時に、ナイロンタオルやスポンジじゃなくて、手に石けんをつけて泡立てて、乳房をクルクルと触りながら洗うのがおすすめです。毎日やっていれば、自分の乳房が「生理前で固いな」とか、「今日は柔らかいな」とわかるようになります。それを習慣にしてしまえば、いつもと違う固いものがあったらすぐに「あれ?」って気がつけるんですね。

野口:肌も同じことが言えますが、自分の体を知ることは、すごく大切なんですよね。女性の体は月経周期によってまったく変わってしまいますから。

土井先生:そう、乳房も月経周期によって違うんです。女性は意外と自分の体のことをあまり知らないものなんですよね。ただ、触れない乳がんもありますし、その他の症状としては乳頭出血があげられますが、一般的に乳がんは自覚症状のないことが特徴です。

野口:ですから、定期的な検診が大切になってくるんですね。先生ありがとうございました。次回は、検診のプロセスについてお話を伺いたいと思います。

(文:スタッフライター 石山園子)

【ビーグレン・ピンクリボン活動】
http://www.bglen.net/pinkribbon/

ピンクリボン対談インタビュー

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