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乳がんから大切な人を守りたい 特別対談インタビュー Vol.3

ビーグレンは「世界中の女性をハッピーにしたい」という想いから、美しい素肌へ導くスキンケア製品をお届けしています。

「乳がん」の罹患率が急増している昨今、ビーグレンの大切なお客様や、お客様にとっての大切な人がいつまでも美しく健康で、笑顔でいてくれることが、すべての人のハッピーな気持ちにつながるという考えから、昨年よりピンクリボン活動をスタートいたしました。

ビーグレンのピンクリボン活動の一環として、湘南記念病院かまくら乳がんセンターのセンター長、土井卓子医師をお招きして「乳がん」に関する正しい知識、および最新の医療事情などについてのお話を、7回のシリーズでお送りしています。

野口奈津子(以下、野口)先生、今回は乳がんの早期発見と生存率への影響についてお話をお伺いします。

土井卓子先生(以下、土井先生)第1回目のお話で、「乳がん」は日本人女性が今一番かかりやすい「がん」というお話をさせていただきました。ところが、日本における乳がんによる死亡率は、がんのなかでも4位なんですね。

野口:罹患率が1位のがんなのに、死亡率が4位ということは、命を救うことができているということなんですね。

土井先生:そうです。がんによっては、発見された時には、すでに手を打てないようなものもあります。でも乳がんは、早期に発見をして、早期に治療をすれば、治せるがんなのです。

野口:ですから、早期発見をすることが、乳がんにはとても大事なことなんですね。

土井先生:そう。それから乳がんは、自分で発見したり、気が付くこともできるものだというのが大きな特徴なんですね。胃がんも大腸がんも、外側からは触れませんよね。自分で触れる「がん」なんて、乳がんだけです。それで早期発見することができれば、小さいうちに取り除いて影響を少なくすることもできるわけです。

野口:だから、自己触診の意味がとても大きいわけですね。

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土井先生:日本では現在、年間で新たに6万5000人くらいの方が乳がんにかかり、1万2000人くらいの人が命を落としています。そうすると、14人に1人の女性が乳がんにかかるということなんですね。

野口:少し前までは24人に1人という時代だったとお聞きしましたので、ここ近年であっと言う間に増えているわけですね。

土井先生:そうですね。アメリカやフランスは8人に1人ですから、それでもまだ日本人は少ない方ではあるのですが、その増え方はものすごく早く、昨年は16人に1人、今年は現段階で14人に1人ですが、私の予想ではもう少し増えるのではないかと思っています。

野口:逆に海外と比べると少ないから、「私は乳がんにはかからないわ」と思ってしまって、その心の甘さが逆に危険な状態を招いてしまいますよね。

土井先生:その通りです。イギリス、スイス、カナダ、アメリカは、1990年代の後半から、死亡率が年々下がっているんですね。ところが、同じように進んだ医療をしているはずなのに、日本はこのままでは2020年まで死亡率が増え続けると言われています。

野口:やはり海外では、それだけ多くの方たちが検診をきちんと受けることで、早期発見ができているからですか?

土井先生:はい、海外と同じように80%もの人が検診をちゃんと受けてくださって、早期に治療をしていただければ、日本も同じようにちゃんと下がるんです。実は昨年、日本も初めて死亡率が下がりました。これはすごいことなんです。ただ本当にそれが検診や早期発見の効果なのかどうかを決めるのはちょっと早いので、今後もちゃんと下がり続けていくかどうかは、見守り続けなければいけないことだと思います。ただ上がっていってしまっていたのが、下がっただけでも、とてもうれしいことですね。

野口:日本人の乳がん検診の受診率はまだ24%くらいということで、十分に普及していないのが現状ですが、死亡率がせっかく昨年下がったのですから、検診を普及させて、これからもずっと下げ続けられるようにしていかなくてはいけないですね。先生ありがとうございました。次回は、乳がんの予防についてお話を伺いたいと思います。

(文:スタッフライター 石山園子)

【ビーグレン・ピンクリボン活動】
http://www.bglen.net/pinkribbon

ピンクリボン対談インタビュー

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